魚の目に水見えず

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うちの奥さんは仕事で出てたけど、
僕は昨日の午後は休んだ。

休日のお昼はパスタ一択。

たっぷりのエクストラバージンオイルに
つぶしたにんにくを入れて香り付け。

半割りにしたミニトマトに
塩をふたつまみ。
強火で炒めて茹で汁投入、
フォークでつぶしてソースにする。

地中海の香りがする。

火を止めて、バジル千切って
パルミジャーノすりおろして、
さあ、マンテカーレ!

茹で上げたペンネをあえて食べた。
もちろんビールもだ。

YouTube動画をそぞろ見ながら、
がぶがぶワイン飲んでイイ感じになって、
夕方から朝5時までぶっ通しで寝た。

いや、正確に言うと夜中に何度か起きた。

でもここで起きてしまうと生活が狂う。

なので、ベッドに横になって
眠れなくてもとにかく目を閉じていた。

リビングではうちの奥さんに向かって
我が家の17歳が何か話してる。

きっとまた哲学か小説の話なのだろう。

その声をドア越しに低く聞きながら、
うつらうつら、たくさん夢を見た。

そして今、目覚めてこうして
元気にブログを書いている。

魚の目に水見えず
人の目に空見えず

これは最近知った言葉だ。

本当にね、身近なものほど
そのありがたさに気付けないよね。
ときどき意識しないとね。

そんなふうに思う、
12時間睡眠明けの日曜の朝。

エネルギーは満タンになった。

今日はお仕事で、取材に行きます。
良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。