義務教育の勘違い

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やっぱりそうなのか、と思った。

義務教育について勘違いして
苦しんでいる人が多い、という話だ。

この点については本当に、単純に、

「知っているか、知らないか」

の違いだと思う。

環境活動家の谷口たかひささんが
わかりやすく憲法や教育基本法を
解説してくれているので、その辺の
詳細をご存知でない方はぜひ。

結論。

つまり、保護者が「教育を受けさせる義務」を果たしていないというのは、たとえば、「義務教育期間中の子供を働きに出して、子供が教育を受けたくても受けることができない」という状況をつくっていないといった場合の話です。「子供が自らの意志でどうしても学校に行きたくない」ということについては、子供はもちろん、保護者も義務を果たせてないとはならない、ということになります。

なんというか――。

こういう話は、子どもが小学校に
入学するときに、わかりやすい
パンフレットを保護者全員に
配ったらどうだろうか?

校長先生が始業式で生徒たちに
説明することとセットで!

1日も行かなくても卒業できるし、休む権利もある

2021.04.23

僕自身について言えば、明確に
「義務教育違反」ということで
悩んだことはなかった。

ただ、なんとなくの罪悪感というか、
親として果たしてどうなんだろうか、
と自分に問いかけることは多かった。

それはやっぱり「義務教育」という言葉が
通奏低音のように響いていた気も少しする。

それでなくても不登校の悩みというのは
泉のようにコンコンと湧き出てくるものだ。

だからこそ、こういう「勘違い」みたいな
「余計な心配」は、できるだけ
少なくなるようにしたいじゃないですか?

「子どもに教育を受けさせる義務を放棄してる親には罰則が必要」

「社会的に良くないしアホの再生産になる」

いけしゃあしゃあとそんなことを言い放つ人
(いますよね?)に惑わされない意味でも。

あ、そうだ、

パンフレットではないけど、
こんなわかりやすい素敵な本もありますよ!

教育委員会がまとめて買い上げて
入学家庭に配布してくれないかしらん?

いや、本当に。

→ご相談はびーんずネットまで。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。