一個、言いたいこと

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今日はブログ書きたくないな……。

と思っていたのだけど、
一個、言いたいことができたので書く。

期日前投票から帰ってきたら、
安倍晋三が撃たれて心肺停止だという。

は?

銃撃? 心肺停止? 安倍さんが?

たっぷり5秒くらい、
その日本語の意味がわからなかった。
久々、何時間もテレビにかじりついた。

というのが昨日の僕だ。

あってはならないことが起きてしまった。
悔しいし、残念極まりない。

それが率直な感想なんだけど――。

この先、追加でいろんな情報も出るだろう。

ただ一個だけ今の段階で言いたい。
これはやっぱり違う、と。

《反省すべきはネット上に無数にいたアベカー達だよな。そいつらに犯人は洗脳されてたようなもんだ。》(原文ママ引用)

「反省すべきは批判してた奴らだ」

これは一見、
もっともらしく響くけど非常に危険だ。

この発想は自由な言論を妨げる。
健全な批判精神を萎縮させてしまう。

悪いのは批判してた人たちではない。

問答無用の暴力に訴えた犯人だ。

大正デモクラシーから一転、
昭和初期に515事件や226事件という
テロルが立て続けに起きた。

そして気がついた時には
この国の言論の自由は死んでいた。

なぜか?

みんな萎縮したからだ。
睨まれると撃たれたからだ。

結果、どうなったか?

世界中を相手に戦争して国は滅んだ。

「気に入らない奴は撃って黙らせる」

これは一番、イカン発想だ。
文字通り「ダメ、絶対!」だ。

私はあなたの意見には反対だ。
だがあなたがそれを主張する権利は
命をかけて守る――。

こう言ったのは18世紀の
フランスの哲学者のヴォルテールだ。

カッコいいやね。笑

たとえどれだけそれが
美しい建前に見えるとしても。

やっぱりここは守らなきゃダメだ。

あと「批判してたやつらが悪い」は違う。

萎縮と忖度に、良いことなんてない。

と、書きたくないという割に
タワタワ演説しちゃった。

全然まとまらないけどこのまま上げる。

はぁ……。

ったくなんてことしやがるんだバーロー!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。