50人に1人

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本当に、いい時代だよね。

以前読んだ元不登校生による詩画集
『あかね色の空を見たよ』。

あかね色の空を見たよ

2021.05.07

その著者の堂野博之さんが
新しく始めたフリースクール
「育海」を取材したニュース動画を見た。

こうやって岡山のローカルニュースが
時間も場所も選ばず、普通に見られる。

本当にいい時代だよなあと思う。

心がじわっと温かくなる、
そんなニュース動画だった。

ついでに「ミーハー心」で言うと、
動いて喋る堂野さんを見られて嬉しかった。

よろしければぜひ。

さて。

取材の中で触れられていたことだけど、、、

個人的にはココに、改めてハッとなった。

国の調査で、不登校となっている児童生徒は全国に18万人以上。
約50人に1人が、何らかの理由で学校に行くことができていません。

不登校生18万人、という数字は
もちろん、しっかり頭に入っている。

むしろもう、耳タコですらあった。

でもそれを950万人という、
小・中学生の総数で割り返すことは
していなかったなあ……と。

50人に1人。

少なくない数だ。

この子たちは、果たして
弱くて怠けているだけなのか?

数の多い少ないだけで
モノを言っちゃいけない。
それは確かにあるとは思う。

でも改めてこの数字に向き合うとき。

なんとも言えない感慨がある。

そうは思いませんか?

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。