天井裏が自分たちの居場所

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先日聞きに行った
『みんなで考えるひきこもり支援』。

目的はひきこもりを終わらせることではない

2020.02.21

第二部はフリースペースたまりば理事長の
西野博之さんも交えたシンポジウムだった。

西野さんのお話を聞くのは
多分3、4回目だと思う。

「生きている」
ただそれだけで祝福される――。

西野さんがおっしゃっている内容は
毎回大きくは変わらない。
ただ、受け取る僕の側で毎回、
新しく響くポイントがある。

安全安心とは何か?

安全とは攻撃されないこと。
安心はこのままの自分でいていい、
心が安らかなこと。

自立とは何か?

「助けて」が言えること。
適度に人に「依存」できること。
一人で何でもやるのは「孤立」。

西野さんの包み込むような優しさ、
でも絶対に揺るがない芯の強さに毎回、
とても心が温かくなる。

「救えなかった命は片手じゃ足りない」

という西野さんが経験してきた
様々なことがあるからこそだなあ、
と納得するのだけど、

うちの奥さんが教えてくれたこの記事の
「天井裏が自分たちの居場所」
エピソードがとても良かったので紹介。

「生きている」ただそれだけで祝福される場を。NPO法人たまりばの居場所づくり

フリースペースたまりばを始めたばかりの頃。

多摩川のほとりのアパートの一室を借りて、
学校に行けない子どもたちが集う場にした。

子どもたちに少しは勉強もやらせないとな、
と思った西野さん。

部屋に勉強道具を置いておいた。

でも子どもたちは察しがいいので、勉強道具とかが並んでいるのを見つけると、「やべぇ」となるわけです。

当時は6畳間でしたから、彼らは押入れの中に入って天井板を外して、天井裏に隠れました。そして、蜘蛛の巣がかかった天井裏の掃除をはじめたんです。二週間後、見ていいよ、と言われ恐る恐るのぞいてみた。すると、小学生の女の子が「ここが私たちの居場所よ」って笑顔で言うわけです。

その時ガツンとやられましたね。勉強させなきゃとか、遅れを取りもどさせようとか、おとなが「良かれ」と思って差し出すメニューが、いま目の前の子どもをさらに追いつめることもある。丸ごとのいのちを、生きているだけでハッピーと受けとめられてはいなかったなと思って。

大人の良かれが子どもをさらに追い詰める。
丸ごとのいのちを、
生きているだけでハッピーと受けとめる。

本当にその通りだなあ、と。

西野さんは全国各地で講演されているので、
もし機会があれば、あなたもぜひ!

今日も良い1日を。

プロフィール写真

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。