全部「将来」に脅かされて生きている

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不登校新聞3月1日号を読んだ。

巻頭の絵本作家・五味太郎さんの
インタビューがとても良かった。

「ぜひ多くの人に読んでもらいたいな」

と思って不登校新聞のサイトを
何気なく見てみたらなんと!

全文公開になってる。

「よっ、太っ腹!」

ということでぜひ↓

今日も良い1日を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのは、短すぎますかね?

えー、では少しだけ個人的な感慨を。

僕には「今」のくだりがとても響いた。
引用する。

「今」に夢中の子どもを、学校は社会化させて「将来」を考えさせている。中学生がなぜあれほど退屈な勉強を毎日しているかといったら、「いい高校に入るため」だろう。それで高校に入ったら、次は「いい大学に入るため」の勉強だ。それでいい大学に入ったら、今度は「いい会社に入るため」にがんばって、就職したら「老後のため」に備える。「将来のため」の生き方を、学校によって指導されているんだ。子どもたちは、どこまでいっても「今」を生きることができない。

いい高校に入るため。
いい大学に入るため。
いい会社に入るため。

子どもたちもそうだけど。

まさに、僕らもそう仕向けられてきた。

そうですよね?

そしてどうなるか?

「老後のために備える」

――僕らの現在地はここだ。

大学出たあとの40年間、ひたすら
老後のために備える生活がずっと続く。

その上「老後2000万円問題」なんて
さらに恐怖を煽られたりする。

結局のところ、いつまで経っても、
どこまで行っても、何がなんでも
全部、常に、「将来」って奴に
僕らは脅かされて生きている。

よくよく考えてみたら切ない話だし、
なんだか情けない存在だ、俺たち。

「本当にそれでいいの?
だって来年死ぬかもしれないんだぜ?」

というね、ある意味少し
破れかぶれでも捨て鉢気味でもね。

宵越しの銭は持たない、そんな
江戸っ子気質があってもいいんじゃない?

見えない将来というものの影に
がんじがらめに絡め取られるのではなく。

もっと「今」にフォーカスしても
いいんじゃないのか。

まず俺ら大人こそが。

例えばどんなふうに?

能天気に気持ちよく春風の中、
新型プリウス乗り回してみるとかさ。笑

いや、冗談抜きに新型ちゃんってば、
あまりにもカッコ良すぎて、
それが逆にとてもカッコ悪くて
正直な話、思った以上に困っている。

あまりにもたたずまいが未来派すぎて、
近所のスーパーの駐車場で浮きまくってる。

「ってジュンイチさん、それ自慢ですか?」

うふふ。

今日も良い1日を。

P.S.
ちなみに色は黄色です。一番カッコイイと思う色なのに、みんな無難な白ばっかりで。
黄色は誰も乗ってない色なのでね、さらに目立ってます。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。