慶応4年・明治元年、といえば1868年。
鳥羽伏見で幕府軍を破り
「官軍」となった薩長土の軍勢は、
有栖川宮熾仁親王を東征大総督とし、
錦の御旗を立てて東海道の進軍を始めた。
作詞は品川弥二郎、
作曲は大村益次郎とされている
この唄とともに――。
♪宮さん宮さん お馬の前に
ヒラヒラするのは何じゃいな
トコトンヤレ トンヤレナあれは朝敵征伐せよとの
錦の御旗じゃ知らないか
トコトンヤレ トンヤレナ
日本初の「軍歌」でもある。
メロディも歌詞も昭和の軍歌と比べると、
なんとも明るく、平和な感じがするけれど。
さて。
なぜこのブログに戊辰戦争の
「トコトンヤレ節」が出てくるのか?
今朝も起きると忍介がリビングにいて、
例によってゲームで強盗しながら
横のiPadで映画を見ている。
それを見て、どうしてもこの唄が
思い浮かんで仕方なくなったからだ。
♪トコトンヤレ トンヤレナ
「さすがにもう強盗にも飽きてきた」
「金なんかいくらあっても虚しい」
最近、そんな言葉が
忍介から漏れるようになってきた。
それでもひたすらゲームの15歳。
緊急事態宣言の発令も解除も全く関係ない。
もう2ヶ月以上家から一歩も離れず日々、
「自宅警備」を勝手に続ける
高校一年生の自称・明るいひきこもり。
いいぞ、もう、とことんやれ。
退屈をきわめよ!
と、もう「そっち側」を応援する
そんな境地になってきた、48歳の初夏。笑
♪トコトンヤレ トンヤレナ
今日も良い1日を。
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