日曜の朝の電話

日曜の朝の電話
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マーケターの神田昌典さんの
古い本を読んでいて、
印象深いエピソードに出会った。

神田さんが昔、
ニューヨークに住んでいた頃の話だ。

土曜日に大きな歯の治療を受けた。
翌朝、麻酔が切れて、部屋でウンウン
唸っていたら電話が鳴る。

いったい日曜の朝一番に
どこの誰が電話なんてかけてくるんだ?

不審に思いながら受話器を取ると、、、

「ハロー、カンダサン」

なんと昨日の歯医者の先生だった。
何か緊急のことでも起きたのだろうか?

「具合はどうですか?
心配だったから電話しました。
自宅の電話番号を言うから、
もし何かあったらいつでも電話くださいね」

神田さん、心底
「この人は名医だ」
と感動したとのこと。

実は帰国して、その名医が直せなかった歯を
日本の歯医者さんがいとも簡単に
直したそうなんだけど、それはそれとして。

日曜日の朝一番に気遣って電話をくれる、
その事実に感動したという。

正直、そこまでしてくれるとは
歯医者さんには期待していない。

つまり「期待と現実のギャップ」が
人の気持ちを動かす、それがこういう形で
口コミを呼び起こすのだ――と、いかにも
マーケターらしく神田さんは続けるけど、

「相手を思いやる心持ち」が、きっと
くだんのNYの歯医者さんにはシンプルに
備わってたんだと思う。

たった一本、電話をかけるだけだ。

でもその一本の電話を自然にできる人は、
まあ、たぶんかなり少ないと思う。

だから何?

は無いです。いつものごとく。笑
自戒を込めた備忘録として…。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。