言葉がスッと入ってくる人

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会ったこともないし、ましてや
話しているのを見たこともない。

記事で読んだことがあるだけの人だ。

でもなんか、いつも不思議と
「この人の言葉はスッと入ってくるな」
っていう感覚がある。

以前、このブログでも紹介した、
今年7月の東京都議選に当選した
弁護士の五十嵐衣里さんのことだ。

正解はない。ただ「こういう人もいるよ」

2021.08.30

引き込まれる、とても良い記事だった。

ぜひ全文お読みいただきたいのだけど、
時間がない人のために思いきり濃縮。

僕が一番いいなと思ったのは、
五十嵐さんのこの言葉だった。

「生まれ持った素質や環境がもとで、知識を身に付けることができず、社会の不公正に対して怒りを抱くことさえできない人たちがたくさんいます。私はたまたま『勉強をするという場において、頑張れば報われた』だけ。苦しい状況にあっても『頑張ることが可能な環境』が与えられた。私はそこで得た力を、自分が勝ち抜くためだけに使おうとは思えません。『努力をすれば成功できる』というのは、成功している人の地位を正当化するための言葉です。そして、弱い立場にある人ほど『しょうがない』と諦めさせられている。この社会の仕組みを変えたい。それが私の負うべき責任だと考えています」(五十嵐さん)

ここだけ抜き出すと、もしかしたら少し
綺麗事に響いてしまうのかもしれない。

でも五十嵐さんのこれまでを思うと、
ここで述べられていることの
真摯な思いが伝わってくる。

立場の弱い人が
「しょうがない」
と諦めさせられている――。

そのことはバイト先での不当解雇や、
4tトラックの配送業務を経験する中で、
五十嵐さん自身、感じてきたという。

言葉が軽い政治家が多いサッコン。

きちんと響く自分の言葉で
自分の想いを語る人を応援したいなあ、と。

改めて思う次第。

今日も良い1日を。

P.S.
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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。