雑草食って生きる

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我が家の17歳が先日アルバイトを辞めた。

ほぅ、そうか。辞めたか。

以前だったら何か感じたかも知れない。
でも今は別に何とも思わない。

自慢じゃないけど、、、

僕は会社を4回辞めた。

2回目以降はまあ、割と常識的というか
平穏な辞め方だったとは思う。

でも26歳で最初の会社を辞めるときは
猛烈に大変だった。

辞表自体受け取ってもらえず、
3ヶ月近く散々引き止められて、挙句
ろくすっぽ引き継いでももらえなかった。

今思うと本当に酷い話だ。

最後の最後になって渋々、後任の担当を
割り振ってもらえた感じだった。
なので、中には最終出社日の18時になって
ようやく退職を伝えられた人もいる。

当時はまだ電話の時代だった。

「安藤さん、お世話になりました。
実は私、退職することになりまして……」

「え? ちょっと待ってくださいよ。
金子さん、いつまでなんですか?」

「本当にすみません、今日が最後なんです」

「今日……ですか??」

という図、からの――。

「送別会」という名の「大説教大会」へ。

「だいたいお前みたいな根性なしはだなぁ」

酔っ払いにかわりばんこに延々説教されて、
2次会だ3次会だ、なんだかんだで結局、
釈放されて帰宅したのは深夜3時だった。

忘れもしない1998年5月20日の話だ。
あれはもう四半世紀も前の話なんだな。

なんか変なスイッチ入っちゃったな。

なぜか?

そうだ、完全にカレー沢薫さんが悪い!

いつものごとく、カレー沢節が
めちゃ面白いのでよろしければぜひ。
(本当にカレー沢さんって面白いよな)

「好きなことをして、ゆとりのある生活」とは「そこらへんの雑草を食う生活」という意味ではないはずだ。

なんのかんの辛口なところもあるけど、
僕が頭ぶんぶん振りたいのは最後のココだ。

だがいざとなったら、雑草を食うことになっても、会社を飛び出す勇気というのも必要である。

仕事は基本的に生きる手段である。だがいつの間にか仕事による負担で命を脅かされるという本末転倒も珍しくない世の中になってしまった。仕事に人生をかけるのはいいが、「生きる手段に殺される」よりも「雑草食って生きる」の方が理に適っているということだけは忘れないで欲しい。

「生きる手段に殺される」よりも、
「雑草食って生きる」。

本当にその通りだよね。

「大丈夫、マイフレンド」

って完全に自分に向かって言ってるな。笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。