どこまで放ったらかせるかのチキンレース

 

 

 

 

「くうぅ……最高」

思わず声が出そうになる。

丸亀製麺の季節限定メニュー、
「冷たいねばとろ旨塩うどん」を食べた。

「なんで突然うどんの話?」

あ、昨日までずっと地味に、孤独に、
招き猫の消しゴムを封入してたんです。

びーんずネット定期購読会員の
勧誘DM封入作業のことだ。

今週コツコツ時間を見つけて続けてきた。

そして昨日の14時過ぎ、ついに全数!

郵便局に持ち込んで出し終わった。
(お疲れ、純ちゃん)

そのご褒美の丸亀製麺ランチなんです。
(オーレィ!)

夏休み中の「おうち大好き大学生」も、
丸亀製麺と聞くとホイホイついてくる。

二人で「美味い美味い」とうどんを食べた。
(ねばとろ旨塩うどん、ばんざい)

ひと仕事終えた後の外食はたまらんぜよ。

今月末に海外留学に旅立つ大学生。

彼がうどんをすすりながら呟く。

「行く前にもう一回丸亀食べたいな」

もちろん!

あと1回と言わず、2回行っちゃおうぜ。

「歯医者と耳鼻科にも行っとこうかな」

それ、大賛成。

一年間日本を離れるわけで、念のため
やっぱその2つは行っといたほうがいい。

それにしても、ついつい
忘れてしまうのだけれども――。

彼は9年間、小中高と一切
学校へは行ってないんだよな。

小中高と9年間、学校へは行ってない。

それでも大学に入学してたった2年で
留学できる程度の語学力は身につけた。

完全に・本人の・やる気。

それに尽きる。

別に留学するからすごいとか偉いとか、
そんなことはまったく思ってない。

でも本人が好きでやりたくてやって、
希望して行きたくて行く。

それが何よりだと思ってる。

毎日めちゃんこ勉強してるもんな。

本当にすごいと思う。
(完全に親バカ)

とにかく・本人の・やる気。

それをいかに「削がない」か。

「引き出す」なんてもってのほか。

どこまで「放ったらかせるか」。

そのチキンレースだ。

親はホント修行だよね。
修行だよ、修行。笑

思えば我が家は完全オーガニックだった。

まったく農薬や肥料を与えなかった。
一切、何も手をかけなかった。

とにかくゲーム三昧の毎日。
プレイ時間は数万時間に及んだと思う。

それを面白がって見てたらこうなった。

トコトンヤレ節

2020.05.27

↑六年前のこの頃からは
今の図はまったく想像できなかったし。

もちろんこれは
ハッピーエンドでもなんでもない。

でもこういう例もある。

そしてなにがなんでも
「オーガニックばんざい」とも言わない。

悲しいかな、中には途中で
枯れてしまうことだってあるだろう。

でも強く、のびのび育つこともある。

もちろん、これはあくまでも
うちの例でしかない。

かなり極端な例なのかもしれない。

でもほんの少しの希望にもなれば、
と思って親バカ全開で書きました。

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在21歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。