お子さんの写真を撮るときには、ご両親も入ってくださいね

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お子さんが生まれたら、毎年1枚
いいカメラを使って写真を撮って、
それを新聞の大きさに伸ばしてください――

と、ジャパネットたかたの髙田社長は
テレビ通販のカメラに向かって言う。

なぜか?

それを続けていると、成人の日までに
20枚の大きな写真が揃いますよね?

それを子どもにプレゼントするんです。
コレ、最高の贈り物になると思いませんか?

そしてそれができるのが
一眼レフのカメラなのだ。

誰もがスマホで写真を撮る。

けれど、誰もプリントしない。
それでは感動は生み出せない……。

おお!!!と思った。

高田明さんの自著
『伝えることから始めよう』
の中のエピソードのひとつだ。

モノをモノとして売っても売れない。

そんなことは一応、切った貼ったの
コンクリート・ジャングルで20年以上、
ネクタイ首に巻きつけてきた身としては
重々、わかってるつもりだった。

画素数がどうのとか、
オートフォーカスがどうのとか。

そういう商品のスペックではなく、
その商品がもたらすベネフィット、
つまりその商品があることで、
あなたの生活がどう変わるのか?
それをしっかり伝えなければならない。

マーケティングの基本だ。

でも、こういう髙田さんの
胸が温まるような切り口のベネフィットは、
僕の引き出しにはないものばかりだった。

とても読み応えがある本だった。

このブログを読んでいる人がどのくらい、
ダイレクト・レスポンス・マーケティングに
興味があるかは甚だ疑問ではあるのだけど、

ここは僕の「メディア」なので
構わず、好き勝手に書く。笑

もうひとつだけ。

カメラで言うと、この売り方にもシビれた。

「お子さんの写真を撮るときには、ご両親も入ってくださいね」

まだ、カメラ店でカメラを売っていたころからずっと、カメラをお勧めするときは、お客さまにこの言葉をお伝えしてきました。すると、多くのお客さまが、そうだよね、と頷いてカメラを買ってくださいました。

お子さんが大人になったとき、どんな写真があれば感動するか考えてみたんです。自分が小さかった姿にももちろん感動することもあると思います。懐かしかったり、感慨深かったり、いろいろでしょう。でも、そこに若いお父さんお母さんの姿も一緒に写っていたらどうでしょう。自分の親もこんなに若かったんだ、きれいだったんだって、驚いたり感動したりすると思いませんか? 私はそう思ったので、一緒に写ることをお勧めすることにしたんです。

お客さまのことを想像すると、そういう言葉が自然と出てくるようになりました。

 

正直に白状すると、、、

読み始める前に期待していたのは、
「伝える」というテクニックや
そのディテールのことだった。

でも読み終わった今、そういうことを
期待した自分が恥ずかしくなった。

もっと深い根っこの、マインドセットを
しっかり考えさせられた1冊だった。

僕らびーんずネットもそうだけど、
特に通販でモノを売る人にはおすすめです。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。