先日、駅の構内で。
3歳か4歳くらいの可愛いチャが、
文字通りギャン泣きしているのが聞こえた。
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ママ:(冷たい声)
だから何回も言ったでしょ?
ユウくん、ママが何回言っても聞かなかったよね?
どうして今こうなってるのか、ユウくん分かるよね?
ユウくん:(ギャン泣き)
ごめんあザあぁあぃい!
ママ:(早口)
ねえママ、何度も言ったよね?
言ってたのユウくん覚えてるよね?
覚えてるよね?
聞いてたよね?
悪いの誰だか分かるよね?
ユウくん:(許しを懇願)
ゆるジでふらザぁぁぃぃ。
ユぁギぃえぉあヴぐふぇあぁぃ
ママ:(徐々に声が高くなる)
なんでユウくん、いっつも、いっつも、
いっつも、いっつもぉっぉぉッ!
なんでママの言うこと聞けないのッ!
ねえッ、なんで聞けないのぉぉぉぉッ!
ユウくん:(泣き過ぎて過呼吸)
ごヴェんザがぁあいぃい!
ゆヴしてゔぉぐぇっけヴェぁぃいぇぃ
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聞いていて、胸が痛くなる。
ユウくんが何をしたかは知らない。
ママもよほど腹に据えかねることだったんだと思う。
悪いのはママの再三の忠告を聞かなかったユウくんなんだろう。
それは分かる。
でもだからと言って。
こうやって親と子が対決したら、特に相手が年若い可愛いチャの場合、勝負はあまりにも残酷で、見るに忍びない。
どんな理由があるかは知らない。
でもやはりママは大人げないと思う。
少なくとも、このやり取りから温かい何かが生まれるとは思えない。
そうですよね?
でも、、、
胸に手を置いてみると、これに近い図って、僕ら”親って人種”には、多かれ少なかれ、
あるいは程度の差こそあれ、なにがしかはあるんじゃないか、と。
自分はそうじゃない、と誓って言い切れない、というか。
”しつけ“という名の呪縛が、僕らをおかしくさせている、というか。
僕にもこの図はあったし、
今だってまだまだあるかも知れない。
自戒をこめて。
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