この一節が印象に残った。
NASAが採用方法を変える必要を
訴えているのだという。
以前は学業優秀なエリートを採用してきた。
ただ近年、そういう人が必ずしも
問題解決が得意な訳ではない
ということがわかってきた、という。
彼らは学問のシステムに熟達することを学んだので、成績優秀のしるしである「ごほうびシール」をたくさん獲得している。しかし、〝枠内に色を塗る〟ことは、むずかしい状況を解決する独創的でユニークな方法の発見には必ずしもつながらなかった。
ならば、NASAはどんな人が欲しいのか?
幼少期や思春期に自分の手を使って
ユニークな遊びや作業をした経験のある
卒業生を優先して選んでいるのだという。
子どものときにモノを作り、
遊んだ経歴に特徴のある人が一番、
問題解決を得意とするらしい。
なるほどねー、と思った。
僕は決して学業優秀だった訳じゃない。
でも「枠内に色を塗る」のは
結構得意なほうだったかも知れない。
とにかくルールや前提を理解したら、
さっさと色を塗って終わらせるタイプだ。
そもそもなんでこんな「枠」があるの?
よくそんな風に忍介に聞かれることがある。
そういう時、僕はたいてい
「そういうものなの」
と答えてしまうのだけど、、、
枠内に色を塗るのが得意なことは、
難局を解決することにはつながらない。
我が身を振り返るに、
本当にその通りだよな、と。
「そもそもなんで?」
と次に忍介に聞かれたら――。
「そういうものなの」
と答えるのではなく。
少しだけでも忍介と一緒に
考えてみようかな、と思った。
まあ、なにせ短気の早口なんでね、笑
どこまで持つかどうか、自信はないけど。
今日も良い1日を。
記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。
更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!
コメントを残す