枠内に色を塗る

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この一節が印象に残った。

NASAが採用方法を変える必要を
訴えているのだという。

以前は学業優秀なエリートを採用してきた。

ただ近年、そういう人が必ずしも
問題解決が得意な訳ではない
ということがわかってきた、という。

彼らは学問のシステムに熟達することを学んだので、成績優秀のしるしである「ごほうびシール」をたくさん獲得している。しかし、〝枠内に色を塗る〟ことは、むずかしい状況を解決する独創的でユニークな方法の発見には必ずしもつながらなかった。

ならば、NASAはどんな人が欲しいのか?

幼少期や思春期に自分の手を使って
ユニークな遊びや作業をした経験のある
卒業生を優先して選んでいるのだという。

子どものときにモノを作り、
遊んだ経歴に特徴のある人が一番、
問題解決を得意とするらしい。

なるほどねー、と思った。

僕は決して学業優秀だった訳じゃない。
でも「枠内に色を塗る」のは
結構得意なほうだったかも知れない。

とにかくルールや前提を理解したら、
さっさと色を塗って終わらせるタイプだ。

そもそもなんでこんな「枠」があるの?

よくそんな風に忍介に聞かれることがある。

そういう時、僕はたいてい
「そういうものなの」
と答えてしまうのだけど、、、

枠内に色を塗るのが得意なことは、
難局を解決することにはつながらない。

我が身を振り返るに、
本当にその通りだよな、と。

「そもそもなんで?」
と次に忍介に聞かれたら――。

「そういうものなの」
と答えるのではなく。

少しだけでも忍介と一緒に
考えてみようかな、と思った。

まあ、なにせ短気の早口なんでね、笑

どこまで持つかどうか、自信はないけど。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。