「何もやらない」を選択したことがきっと大きな力になるはず

Sponsored Link

 

学校へ行くか、行かないか。
それは自分の意思で決めてほしい。

そして学校へ行かない、
という選択をしたのなら、、、

その選択をよいものにしてほしい。

その選択を「よい選択」にするには
どうしたらいいのか?

学校へ行ったらするはずだった「何か」。
その「何か」に代わるものをやってほしい。

例えばそれは?

家で勉強する、ということでなくていい。

「何もやらないことをする」

ということでも大丈夫――。

不登校新聞1月1日号
「明日、学校へ行きたくない君に伝えたい」
教育研究者 山崎聡一郎さんに聞く

この最後の部分が特に良かった。

どんな選択肢であっても、主体的に自分で選ぶことが大切なんです。何もやらないって、大人にはとても難しくて、勇気のいる選択肢なんですね。これからやらなければいけないこと、やりたいことが見つかったときに、「何もやらない」を選択したことがきっと大きな力になるはずです。ぜひ「明日は学校に行かないで何もしないぞ」と積極的に選んでほしいなと思います。

大人は「何をしているか」を見る。

学校へ行ってない。
でも漫画で歴史を学んでいる。
独学でプログラミングもやっている。
大丈夫、学校へ行ってなくても
子どもはちゃんと学んでいる、と。

そういうふうに見たいのだ。
大人は。
子どもは学んでいる、と安心したいのだ。
大人が。
子どもの「学び」が尊いのだ。
大人にとっては。

でも、そうじゃない。

「何もやらない」

という選択だってあるのだ。それを、
あったかく見ることが大事なのだ。

何もやらない、は大人には難しい。
勇気が必要で、厳しい選択肢でもある。

でもその選択はいつかきっと
大きな力にもなるはず――。

大人も、社会も、
腑に落ちて、心底そう思えたら。
そんな眼差しで温かく、
やわらかく、見られたら。

イイですね。
いや、本当に。

今日も良い1日を。

プロフィール写真

 

記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメント欄にご意見やご感想をお寄せください。

更新の励みになります。バナーのクリックお願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
Sponsored Link



まず親が幸せになる|びーんずネット

不登校のセミナーやカウンセリング、インタビュー事例集をお届けする活動を夫婦でしています。ぜひご覧ください。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。