最近どうも、勉強しているらしい

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この春からオンライン授業メインの
通信制高校一年生になった我が家の15歳。

コロナもどこ吹く風、ステイホームにして
ゲーム三昧の日々を過ごしていたのだけど、
最近どうも、ちょっと様子が違う。

ちょいちょい勉強しているようなのだ。

なぜわかるのか?

iPadの画面がYou tubeじゃないからだ。笑

まあ、勉強していると言っても、
ソファに寝そべってたり、
ゲームしながらだったりするんだけど。

本人に聞いてみると、実は明後日締切の
レポート提出があるらしく。

「でももう半分以上終わってるから」

と本人はドヤ顔だ。

人にはいろんな感覚がある。

僕からすると、明後日締め切りなのに
「まだ半分しか終わってないじゃん」
という感覚なんだけど…。

まあ、そこが僕の器の小ささ、
小粒人間たる所以なんだけど…。

大物の15歳はそんなことには動じない。
チャラー、ヘッチャラー♪だ。

と、世界史もレポートが必要らしく。

レポートと関係あるのか知らないけど、
ユダヤ人のことを聞かれた。

なので、ユダヤ教の成り立ちや特徴、
キリスト教の誕生とディアスポラ、
イスラム勢力と十字軍、
ドレフュス事件とシオニズム運動、
イギリスの三枚舌外交とナチスの迫害、
イスラエル建国と4次の中東戦争、
そしてパレスチナの今、
といったところをダーっとしゃべった。

面白いと思ってくれたようで、
まあ、良かった。

僕は歴史が好きだ。

だから例えばこうして
ユダヤ人の2000年分を続けて話ができる。

でも教科書はそうなっていない。
判で押したような時系列の羅列だし、
時代時代でブツ切れになっている。
だから、きっと面白くない人が多いと思う。

僕が歴史好きになったのは、
世界史の時田先生が好きだったからだ。

時田先生はいつも、世界史を
僕が忍介に話したみたいに伝えてくれた。

暗記すべき個別の出来事ではなく、
必ず「つながり」で説明してくれた。

時代背景と事件の一連のつながりを
丁寧に紐づけてくれた。
だからその時代に生きた人たちの
ナマの感情や欲求を理解できた。

時田先生の世界史の授業には常に、
血が通う人間の、リアルな涙と挫折と
希望の物語がたくさん詰まっていた。

僕が学校が良いなあと思うひとつの点は、
そういう先生との出会いがあることだ。

さて、と――。

決定的に収集がつかなくなってしまった。笑

オンライン授業の15歳、通信制高校一年生。

古文が苦手、らしい。
わけわかんない、とこぼしている。

ま、レポート提出がんばってね。
健闘を祈る。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。