身近にいなかったから、わからなかった

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自分で言うのもナンだけど、、、

僕はフリーランスが向いてると思う。

なにごとも一人でコツコツ、
自分でペースを決めて進めていく。

これ、こう書くのは簡単だけど
実際に実行するのは割と難しいと思う。

誰に何を言われるでもない。
サボろうと思えば無限にサボれる。

そういう意味で非常に厳しい話でもある。

でも自分で万事決めて進めていく、
ということに関しては僕は苦痛じゃない。

というか、この歳になってしみじみ思う。

こっちの方が断然向いてる。

よく会社員なんかやってたな、
とさえ今では思う。

でもずっとそうは思ってなかった。

会社員でなければ生きていけない。
40年以上、固くそう信じ込んで生きてきた。

なぜか?

なぜだろう?

周りに会社員じゃない人が全然いなかった、
というのが大きいかな?

例えば親が何か自分達で商売をしている、
というのであれば違ったかも知れない。

でも僕に関して言えば、
会社員以外の大人が周りにいなかった。

会社員以外の生き方をしてる人を
まぁぁーったく知らなかった。

そりゃあ、会社で仕事してれば
クリエイターとか、士業の人とか、
腕一本で食ってる人と会うこともある。

でもそれは特殊な才能や資格を持つ
恵まれた人たちだと決め込んでいた。

少なくとも、自分に身近な存在じゃない。

身近な人たちはみんな会社員だった。

身近に会社員じゃない人がいなかった。
なので皆目わからなかった。

「会社員以外の生き方」のことを。

だから会社員になって生きるしかない、
勝手にそう信じ込んでしまっていた。

あ、書きながら思った。

これ、不登校と一緒だなと。

11年前、息子が不登校になったとき。

まさに青天の霹靂だった。

「うちの子に限って!」

というのが正直なところだった。

不登校の子たちがいる、
という事実は知っていた。

でも大変申し訳ないのだけど、
それは遠いどこかの、
見知らぬ誰かの話だと思っていた。

大いに慌てたし、すったもんだした。
不安と心配で参ってしまいそうになった。

なぜか?

結局のところ、突き詰めて言うならば――。

不登校という段階を経て大人になった人を
僕自身が知らなかったからだと思う。

まぁぁーったく知らなかった。

なんせ、生まれて初めて出会った
不登校の子は自分の息子だった。

まったく身近にいなかったから、
全然わからなかった。

「学校に通う以外の生き方」のことを。

わからないから不安が生まれる。

「じゃあどうすればいいか?」

――と、こう来ると話は単純だ。

「知ろうとすればいい」

そうですよね?

特に、僕らのインタビュー事例集にはね。

まさに不登校の「その先」がわかる、
本物の実例がたくさん掲載されてる。

わからないことから生まれる不安。

それは、知ることで大いに解消されるはず。

なので、よろしければぜひ。

と、流れ流れて宣伝で終わる。笑

でも本当にそうだと思いませんか?

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。