褒めてはいけない

褒めてはいけない

ちょっと刺激的なタイトルかもしれない。
でも本当にそうだなあ、と思う。

不登校と親業(Parent effectiveness training)

昨日は「親業を学ぶ会ローズマリー」主催の

『「学校に行きたくない」と言われたら…
親子の心をつなぐ、接し方』

という講演会に行ってきた。

講師の村林さんはお子さんの不登校を通して
「親業(Parent effectiveness training)」
に出会われた方で、

ご自身の体験をまじえながら、
わかりやすく親業のエッセンスを
2時間で教えてくださった。

僕はこの夏、うちの奥さんの開く
親業訓練一般講座を受講したんだけど、

同じ親業の説明でも別の方の説明を聞くと、
これまであまり感じてなかった
新しい気づきもあって、とても新鮮だった。

印象に残ったこと

印象に残ったことは沢山あるんだけど、
昨日について言えば
「褒める」ことの是非が大きかった。

褒めるは一見、良さそうだ。

でも褒めることは実は
「評価」になっているということ。

褒めるは「あなたメッセージ」が
ベースになっている、ということ。

「(あなたは)すごいね」
「(あなたは)えらいね」

これは暗に「あなた」を「わたし」が
評価して採点をしているということだ。

今回はそれができたから
すごい、えらいと褒める(評価する)。

言い換えれば、次回、
同じようにできなければそれは
すごくないし、えらくないという
”裏のメッセージ”を、
思いっきり送っていることになる。

だから、言われた側は、
次回も基準を越えようと
頑張らなければいけない。
無言のプレッシャーがそこにはある。

これって、子どもの”ありのまま”を
受け止めていると言えるだろうか?

無条件の愛と言えるだろうか?

これができたらすごい、というのは
条件付きの愛でしかないんじゃないか?

肯定のわたしメッセージ

村林さんは親業に出会い、
お子さんとの関係を見直していく中で、
「自分が丸ごと娘を受け止める
”決意”ができていった」
とおっしゃっていたけど、

本当にこの「丸ごと受け止める」が
大切なことだと思う。

褒める、じゃないとしたら
どうすればいいのか?

親業では褒めるのではなく、
肯定のわたしメッセージを推奨している。

嬉しい気持ちの中身を
率直に言葉にするというものだ。

「ごはん全部食べたんだ。
(わたしは)嬉しいな」
「あなたの元気な声を聞くと
(わたしは)爽やかな気持ちになるよ」

肯定のわたしメッセージは褒めない。
判断したり、評価をしない。
「わたし」が「どう感じているか」だけを、
率直に言葉にする。

心をひらく

「困ったときも、うれしいときも
”心をひらくこと”が大切です」
という村林さんの言葉も響いた。

肯定のわたしメッセージ。

面と向かって言うのは照れ臭いし、
なんだか親の権威が薄れそうな気がする?

確かに、実際に口にするのは
ちょっとハードルが高そうだ。笑

でも、親の権威なんてものに拘っていたら、
親子がお互い率直な気持ちを話すことは
難しいと思う。

親が子どものありのままを受け止める。
率直な気持ちを言葉にする。

少しずつでも、身につけていければと思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。