勝ち負けのない解決法を身につけよう

勝ち負けのない解決法

アメリカの臨床心理学者
トマス・ゴードンが開発した親業
(Parent Effectiveness Training)。

週末に親業訓練一般講座を受講している。
毎度ながら気づきの多い内容だ。

三種類の問題解決法

親業講座では問題解決の方法として

  • 親が勝つ(第一法)
  • 子どもが勝つ(第二法)

ではない、

  • 勝負なし法(第三法)

を学ぶ。

お互いが我慢したり
諦めたりすることなしに
納得いく解決を探す方法だ。

同時に
「なぜ第一法と第二法がよくないか」
も具体的に事例を挙げて学ぶ。

講座でこの部分を聞いて思ったのは、、、

僕は父親としては第一法だったけど、
家庭以外のシーンでは
第二法(相手の要求を呑んでしまう)
をやってしまうことが多かったなあ、

ということだ。

怒りの沈黙で応えていた

勝ち負けのない解決法2

とかく軋轢があるシーンで
僕がやってしまいがちだったのは
自分の意見を粘り強く主張することより
相手の要求を呑んでしまうことだった。

自分が我慢して、抑えて、諦めて、
それでみんながハッピーなんだったら
自分がみんなのかわりにやればいい。

そう思うことが多かった。

戦国武将に例えるなら僕は、

鳴かぬなら
自分が鳴こうホトトギス

だった。

でも今にして気づいたことだけど、
本当は僕は心の中で怒っていた。

これだけ自分がいつも譲歩しているのに
我慢して汗をかいて尽くしているのに

どうして、どいつもこいつも、いつも
もっともっとって言うんだろう?と。

あれもこれも受け入れつつ、でも
常に「怒りの沈黙」で応えていた。

…今にして思えば。

すれ違いのパラドックス

そして、第二法の良くない点として
親が子どもの要求を呑めば呑むほど、

子どもは自分が愛されていない
と感じるパラドックスのことも知った。

思い当たるのは、
僕が苦手だった何人かの人たちに
言われたこと—、

「何を考えているのかわからない」
「本音や本心が見えない」
「冷たい」

そんなことをよく言われた。
言われるたび、僕としては心外だった。

でも、あれは第二法のパラドックスと
一緒だったのかもしれない。

僕が相手のためを思って、
我慢して譲歩して汗かいて尽くすほど、

相手は自分が大切にされていないと感じる、
とっても残念なパラドックス。

勝ち負けなしの解決法を

怒りの沈黙は、もうやめよう。

だいいち、こうして書いていても思うけど、
ホント健康によくない。笑

とはいえ、

「勝ち負けのない解決法(第三法)」

は、言うほど簡単じゃない。

でも日々心がけていきたいと思う。

親業講座レポート、続く(たぶん…)

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2 件のコメント

  • 私も母や夫にはつい「私が折れた方が、後が楽だから」と、ちゃんと意見を言わないで譲歩することが多かったです。でもそれでは相手にこちらの「こんなに譲歩しているのに・・・」の思いは伝わらないのですよね。きちんとお互いの気持ちを出し合う焦眉なし方は最高です。それには相手の気持ちをしっかり聞く「能動的な聞き方」と自分の気持ちをきちんと伝える「わたしメッセージ」が必須なので、講座は24時間かかりますね。

    • JUNさん、コメントありがとうございます!
      そうなんですよね、「こんなに譲歩しているのに…」は、伝わらないんですよね。「能動的な聞き方」と「わたしメッセージ」と順を追って習って、最後に「勝負なし法」に至る順序にも、今更ながら納得しています。講座の内容は24時間かかって然りですね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。