この差は大きい

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「いい大学に進んで欲しい」

その思いから息子に中学受験を進めた。

せっかく合格した私立中学。
ところが入学後、息子は
「休みたい」というようになった。

「そんなことではダメ!」

学校に行くよう迫ったが、不登校になった。

親子関係は悪化。
昼夜逆転で自室でゲーム。

注意をすると暴れ、
壁に穴があき、ふすまは破れた。

きっとこういう親子は今も
少なくないんだろうと思う。

だからこそ、この記事のように、
「あんだんて」さんのようなところに
少しでも早く、つながってほしいなあ、
と思った。

 京都新聞
「親の気持ち優先していた」 両親が考え方変え、不登校の息子は落ち着いた 学校っ...
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/634967
 不登校になった子どもの保護者は、さまざまな苦悩に直面する。子どもとの向き合い方や学校との対応、昼間の過ごし方…。日々、葛藤する中、心ある人の支えを得たり、自らの考え方を見直したりしながら、それぞれの家族の形を取り戻している。<br/><br/>...

ちなみに「あんだんて」の本
『不登校でも子は育つ』
は本当に名著だと思う。

このブログでも3連発で紹介した。

不登校でも子は育つ

2019.10.09

散るもみぢ

2019.10.11

つまづいて、転んだことなのか?

2019.10.12

まだお読みでない方はぜひ。

助言を受け、両親は考え方を変えた。「頑張れ」と励ますのでなく、「今まで頑張ってきたんだな」と息子の気持ちに寄り添うようになった。「どうしたら学校に行けるか」ではなく「どうしたら家で安心して休めるか」を大事にするようになった。次第に息子も落ち着きを取り戻した。

現在、息子は元気に高校に通う。母親は「自分も『こうあるべき』ということから抜けだせ、生きやすくなった。『不登校になることで家族を再生してくれた優しい子やね』と言われ前向きになれた」と語った。

頑張れ、ではなく
頑張ってきたんだな。

どうしたら行けるか、ではなく
どうしたら安心して休めるか。

ちょっとしたことかもしれない。

でもこの差は大きい。
改めてそう思った。

 京都新聞
「親の気持ち優先していた」 両親が考え方変え、不登校の息子は落ち着いた 学校っ...
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/634967
 不登校になった子どもの保護者は、さまざまな苦悩に直面する。子どもとの向き合い方や学校との対応、昼間の過ごし方…。日々、葛藤する中、心ある人の支えを得たり、自らの考え方を見直したりしながら、それぞれの家族の形を取り戻している。<br/><br/>...

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。