散るもみぢ

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一昨日紹介した『不登校でも子は育つ』。

不登校でも子は育つ

2019.10.09

とにかくたくさんの事例や証言があるのが
この本の良い点だと書いた。

「祖父母の対応でうれしかったこと」

38ページにあるこの欄にも12の証言がある。
そのうちのひとつ。

◆息子が小学5年で行けなくなったとき、私が仕事で忙しいときに子どもを実家に連れて行ってくれた。「裏をみせ 表をみせて 散るもみぢ」という良寛和尚の句を聞かせて、「生きていたらいろんなことがあるなあ。A君が学校を休むようになってゆっくり一緒にいられて、おばあちゃんはうれしいなあ」と言ってくれたそうだ。子どもにとっては、祖父母のこんな関わりがうれしいのです。

完全に話が脇に逸れるのだけど――。

僕はここでの良寛和尚の句に
激しく反応してしまった。

「裏をみせ 表をみせて 散るもみぢ」

知らなかったのだけど、良寛辞世の句らしい。

なんとも味わい深い句だなあ、と。
かくありたいものだなあ、と。

そして、例によって例のごとく
話は宿命的に飛ぶのだけど、笑

親も子どもに、見せていいと思った。

裏も表も!

親なんだから、子どもにとって
良き導き手であろうとか、
あるべきとか、
あらねばとか、
あらまほしとか、

そういうのじゃなく…。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。