行っときゃ安心、から抜け出さないと

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#不登校は不幸じゃないの小幡和輝さんと、
教育系YouTuberの葉一さんの対談。

面白くて一気読みしてしまった。

 

こういうのが普通にタダで読めるって、
すげえなー。
まったく良い世の中だ。笑

と、URLだけ貼って終わるのもなんなんで、
読んでいて僕が一番刺さった箇所、

「学校の価値や役割をいい意味で下げたい」

というくだりを紹介。

小幡:「とりあえず学校に行っときゃ安心」という人が、本当に多すぎる。

葉一:そうそう。間違いない。

小幡:学校が全部をやってくれるというか、そもそも学校に期待しすぎだし。だからこそ逆に、学校に合わなかったり不登校になった時に、本人の劣等感や周りへの偏見につながってしまうと思っています。学校の価値や役割を、いい意味でちょっと下げたいなと思うんですよね。

「学校は無駄」とかは本当に思っていなくて。学校でやっていることはすばらしいことなんだけれども、「ここじゃなくてもできるよね」と。「学校が好きだ」「友達に会いたい」と、学校でやるのが合っている人はもちろん学校に行ったらいいです。

(中略)

葉一:「学校の価値をいい意味で下げる」というのは、いい言葉ですね。今、期待値が上がりすぎちゃっているから、“学校の先生にすべてを任せる”という、ちょっと間違った価値観を持ってる親御さんも出てくるじゃないですか。
それが学校の先生に負荷をかけすぎちゃって、業務を潰しちゃうから。先生が生き生きと仕事ができないって、いろんな負のスパイラルにはまっているなと思っていて。

小幡:本当にそうなんですよ。みんな、学校の先生に負担をかけすぎですよ。

先生が生き生きと仕事をできない、
負のスパイラルになっている。

これは本当に見ててそう感じるし、

「学校行っときゃとりあえず安心」

そう僕らが思っちゃってる部分が
やっぱりまわりまわって
今の学校を息苦しくさせていると思う。

「ここじゃなくてもできるよね」

という部分がもっとあっていい。

結局、僕ら親も学校も社会もみんな、
行っときゃ安心、から抜け出さないと
根本は何も変わらず、
先生たちはさらに忙しくなり、
子どもたちはイヤイヤ学校に通い、
全体に同調圧力が充満する――、
そんな社会のままな気がする。

と、、、

いつもながら「親目線」で読むので
僕にはここが響いたのだけど、

他にもたくさん首をブンブン振りながら
読んだ箇所はあったので、よろしければ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。