はやく大人になりたい
10代の頃、授業中に
教室の時計の針を見ながらよく思っていた。
「はやく大人になりたい」
なぜそう思ったのか?
「数学や物理の授業やテストを
受けなくていいから」
では、実際に大人になってみてどうか?
その点で言えば最高だ。
数学や物理のテストを受けなくていい。
お金を払えば自分の好きなことを、
好きなだけ学べる。
テストも偏差値も、もう関係ない。
学習は競争ではなく、個人の成長のため
ところで、昨日興味深い記事を読んだ。
詳細はぜひリンクを読んで
いただきたいのだけど、
かいつまんで言えば、
成績表に順位を記載することを
廃止するそうだ。
低学年ではテスト自体の実施も廃止する。
順位への過度な心配が
勉強の妨げになること、
そして学習は競争でなく個人の成長のため、
という政府の基本的な考え方を
示すためだという。
知識から人間力へ
背景にはIT化・AIの活用で、
今後必要とされる能力が「知識」から
「人間力」になる、という見通しがある。
知識の暗記は
かつては意味があったかもしれない。
でも検索するば何でも出る時代、
より求められるのは
クリティカルシンキングや分析的な思考だ。
「勉強は競争ではなく
生涯続く自己鍛錬であるということを、
幼少時から子どもが理解できるように」
今回の改革の意図を、
シンガポール教育相のオン・イエクン氏は
そう語ったそうだ。
勉強ってなんですか?
そんな記事を読んで
今の十代の子どもたちや、
学校の先生に聞いてみたくなった。
勉強ってなんですか?と。
「競争ではなく生涯続く自己鍛錬です」
そんな答えが、
果たしてまっすぐに出てくるだろうか?
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