14歳中三男子の研究結果

14歳中三男子の研究結果
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「お父さん、ぼくね、
ようやくたどり着いたんだよ」

朝早く起きると忍介がリビングにいて、
明るい声でいきなり話しかけてきた。

「なになに。どこにたどり着いた?」

「前に話したあのゲームの武器の話。
もう何時間も研究し尽くしてさ。
ほぼまっすぐに撃てるようになったんだよ」

「へえ。すごいじゃん!」

「もうね、やっとだよ。
ホント色々試してさ」

説明する。

忍介がやっている戦争ゲーム。
これがまあ、微に入り細に入りリアルで。

忍介のお気に入りの銃は
敵に与えるダメージは大きいのだけど、
弾道に大きなブレが生じるらしく。

連射すると弾道がS字にうねるという。

「本当かね?それ気のせいじゃない?」

そんなことをつい、
僕が言ったものだから火がついてしまった。

「見ててよ」とゲームの中で
忍介が壁に向かって連射する。

近くに寄って弾痕を見ると、
確かにS字にうねっていた。

このS字のうねりを制御して
もっと正確に射撃したい。それが
ここのところの彼のテーマだったようで。

何時間もずっと集中して試した結果、
晴れてほぼまっすぐに撃てるようになった。

それを僕に報告してるのが冒頭の図だ。

曰く――。

わずかにコントローラーを右に傾けつつ、
ベタに引き金を引きっぱなしにするのでなく
0.5秒ずつ、細かく区切って
射撃を繰り返すのがポイントらしい。

その研究結果。

たぶんそのゲームの中以外では
どこにも使いようがない。笑

でも、と思った。

理科の実験を熱心にやったと思えば、
なかなかのものなんじゃないかなと。

<自由研究>
S字にうねる弾道をおさえる2つの要素
金子忍介

こんなレポートにまとめたらいい。

って彼は絶対にそんなことはしない。
なので、、、親バカの父親が
成り代わってしたためましたとさ。笑

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。