上下でなく、水平

上下でなく、水平

昨日、びーんずネットのはじめてのセミナー「学校って本当に必要なの?」を開催した。

ゲストの蓑田雅之さんとご参加された15名のみなさんと一緒に「学校に行くこと」「不登校」「親のありかた」などについて語り合い、ともに考えてみた2時間。

あっという間の、楽しく、学びの多い2時間だった。

セミナーで皆さんの話を聞いて思ったことはいろいろあって、今後少しづつでもこの場でアウトプット出来ればなあ、とは思ってはいるんだけど、

多分参加された皆さんには同意いただけると思うんだけど、僕らもっともっと、不登校についてお互い話す機会を持つ方がいいと思った。

本当に。

出来る限りではあるけど、びーんずネットでそういう場を提供出来たら、と思っている。

***

率直に言って、

僕の場合、息子が不登校にならなければこういう悩みがこの世にあることを知らなかった。

学校に行けない子がいて、それについて悩む親がいるということを。

もちろん情報としては不登校のことは知っていた。

でもそれは「不登校の悩みを知っている」ことじゃなかった。

 

自分が不登校というものに対面してはじめて、自分の人生とか価値観というものにあらためて向き合わされることになった。

そして、それは結構辛い体験だった。

今までの自分は何だったんだろう、と思わされた。

 

でも、ブログのタイトルにした通りだけど、この経験があったから、僕は変わることができた。

 

忍介が徹夜ゲームをしていることには相変わらず「解脱」できていないけど。

(さっき5:00過ぎに起床したら、忍介の部屋の灯りがついていて、ノックしたらまだ起きてやがった。今は電気が消えてるので寝たみたいだけど、もう外はじゅうぶん明るいぞ、まったく!)

***

ふう。

書いたらすっきりした。

 

でもまあ、少なくとも僕は、徹夜ゲームを否定する親ではなくなった。

彼の興味や好奇心に、こちらの価値観でケチをつけるのはやめようと思っている。

彼が僕のことをどう思っているかは知らないけど、でも、親と子という関係は、自分と職場のAさんや友人のBさんとの関係と同じ、上下でなく水平な関係であるべきであって。

そんなこんなで、ゆるやかにやっていこう、と。

思っている次第であります。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。