お願い蔓延社会

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これは言い得て妙だと思った。

確かにこの国には
「お願い」が蔓延しているよな、と。

どんなお願いか?

例えばこんな「お願い」だ。

  • 感染防止のためマスク着用
  • 電車内での会話は控えめに
  • ホームの黄色い線の内側歩行
  • エアコンの温度は控えめに
  • 冷蔵庫内の温度を上げて節電
  • 値上げへのご理解とご協力

うん、確かに俺たち、
至るところで「お願い」されてる。

お願いされまくってると言っていい。

そして我ら、唯々諾々と
こういうお願いに従っている。

健気にも。

そんでもって参院選は与党圧勝に終わった。

この先「増税への理解とご協力のお願い」
だって、シレッと来ちゃうかもしれない。

投票しなかった半数の人たちのせいで。

おっと、話が逸れた。笑

なんでもかんでも海外と比較すると、
ネットでは「出羽守」と言われるらしい。

なぜ「出羽守」かと言うと、

「海外では」
「欧米では」

と「では」ばかり言うからだ。

そして今日、僕は完全にその出羽守だ。

「お願い」をボーっと聞いて、「考える」ことをしないできた日本人は、これからの環境変化の激しさに呆然とすることだろう。今の幸せはいつまでも続くとは限らないのだ。
ロンドンで地下鉄を利用すると、こうした「お願い」の類のアナウンスはほとんどない。だが駅構内にはわかりやすく注意事項が掲載されているだけでなくこんな警告ポスターが貼ってある。
「ロンドン市内の地下鉄駅では昨年3000人が事故を起こし、そのうち152人が重大なけがをしました」

本当にね。海外に行くと毎度、
日本の異様さを痛感する。

向こうはみんな自分で考えて自分で動く。
ただこういう警告ポスターがあるだけだ。

なんて清々しい!

出羽守全開で言うのだけど、
この国そして俺たち、
あまりにも幼稚じゃないだろうか?

 なんでも国、お上の指示に従っていればよかった「考えない」日本人。コロナだってこれだけの情報が得られたのだから、そろそろ自分で判断してマスクをはずす、はずさないを決めればよいのではないか。みんなが同じ行動をいつまでも続けていることに日本の未来はないのだ。

炎天下に自分でマスクも外せない。
ったくそんなの大人じゃないぜ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。