幸せを決めるのは親でなく子ども自身

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おー、素晴らしーなー!

と思って読んだ。

わが子が不登校になったとき、
父親はどうあるべきか?

びーんずネットの読者の方ならご存知、
蓑田雅之さんと市川明さんに聞いた記事だ。

んー、息子が不登校になった10年前に
この記事を読みたかった。いや、本当に。

ということで、ぜひ全文を。

どこも本当にその通りだと思うのだけど、
ここでは一番僕に響いた一節を紹介。

「情報収集が大事だ」

という蓑田さんの言葉の後段だ。

「『情報』は闇を照らす懐中電灯です。調べれば、学歴はいつでも取れること、学校以外にも学ぶ場があること、枠にとらわれないさまざまな生き方などが見つかります。ただし、『成功例』ばかりに気を取られると、『わが子がこうならなかったらどうしよう』と新たな悩みができてしまう。子どもの幸せを決めるのは子ども自身ということは忘れないでください」

この「成功例」、という話。

これはときどき僕らが作っている
インタビュー事例集にも寄せられる感想だ。

結局、成功例だけ集めてますよね、と。
うちの子には当てはまらないから、と。

これってまさに
「わが子がこうならなかったらどうしよう?」
という恐れそのものだ。

でも実はここは、結構問題の本質でもある。

子どもの幸せを決めるのは子ども自身ということは忘れないでください

これが親としてどれだけ腑に落ちているか?
心底そう思えているかどうか?

大切なのはそこなんだと思う。

幸せかどうかを決めるのは
親でなく子ども自身であるべきだ。

そうですよね?

「いやいや、言ってることはわかるけど、
そうは言っても心配だし、全然そんなに
簡単に割り切れやしないよ。だいいち、
あなたが保証できる話じゃないでしょ?」

と叫びたい気持ちも痛いほどわかる。

僕もかつてはそうだったから。

だからこそ、いつも繰り返し
同じことを言うのだけど、
「情報」がとっても大切だ。

蓑田さんの言う通り、
情報は闇を照らす懐中電灯になる。

たくさん情報を取れば取るほど、
成功例に安易に囚われなくもなる。

と、いうことで――。

とにかくまず情報とってください。

蓑田雅之さんの著書はこちらから。

市川明さんへのインタビューはこちらから。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。