「必ずしもそうじゃないかも知れない」。不登校が教えてくれた価値観の広がり

 

 

 

今朝も取材旅行のあとの空の下。

ビジネスホテルで朝食を食べて
部屋に戻って今、これを書いている。

昨日から鬼編集長とは別行動だ。

本当にPCとWiFiさえあればいい。
どこにいても仕事はできる。

特に新幹線はいい。

もちろん、揺れるし席は狭いし
快適な環境かと問われたら
必ずしもそうじゃない。

必ずしもそうじゃない。

でも到着時間まで期限を切って、
やること決めてド集中する。

ちょっとした非日常感もあって、
これがめちゃはかどる。

結局のところ――。

僕はそもそも何がしたいのか?
僕はそもそも何を言いたいのか?

僕がなぜこの「びーんずネット」なる、
妻が始めたファニーな名前の活動を
今、一緒に夫婦でしているのか?

と言えば、、、

「必ずしもそうじゃない」

――かも知れない。

この「かも知れない」というところ。

そこにみんな気づいて行こうと言いたい。
そこにみんな気づいてほしいと願ってる。

それでこの活動をしている。

なんのかんの、
特別な才能に恵まれていない人間にとって、
学歴はある種のお守りになる。

と、どこかで思ってますよね?

でも必ずしもそうじゃないかも知れない。

なんのかんの、
特別な才能に恵まれていない人間にとって、
会社という組織はある種のお守りになる。

と、どこかで思ってますよね?

でも必ずしもそうじゃないかも知れない。

必ずしもそうじゃないかも知れない。

そういう気づき。
そこからの価値観の広がり。

それを僕は
息子の不登校の経験から受け取った。

かっこよく言うならば、ね。

イヤなら学校なんて辞めればいい。

人と違う険しい道を選んだっていい。

それはコダマのように自分にも跳ね返った。

どうせ人生は一度きりだ。

気の合わない人たちの中で、
自分の力を十全に発揮できていない。

そんな不完全燃焼な実感を抱きながら
残りの長い人生を生きるのはイヤだ。

だから46歳で会社員を辞めた。

背水の陣にしてルビコン川だ。
いや、もう三途の川くらいに思ってた。

「怖くなかった」と言えばウソになる。

でもどうにかこうにか、
今のところまだ死んでない。

会社員の頃は信じてた。
会社員辞めたらすぐ干上がって死ぬんだと。

でも今、幸いにして
こうして旅の空の下にいる。

硬いベッドのビジネスホテルだけどね。

おかげ様でたくさんのご縁に恵まれている。

「そういう生き方があったっていい」

あ、別にこういう生き方をしましょうと
あなたにけしかけてる訳じゃないんです。

僕は僕の好きにしてるだけなので。

ただ、ひとつだけ。

あなたのお子さんのことについては――。

「必ずしもそうじゃないかも知れない」
「そういう生き方があったっていい」

そんなある種の「鷹揚さ」を持ってほしい。

車のハンドルの「遊び」みたいなね。

ガチガチではなく、ゆるゆると。

「ま、いっか」という温度感で。

そう願ってボニー&クライドじゃなかった、
アカネ&ジュンイチは行きます。

取材旅行と散歩会でこの先もあなたの街へ!

なあんて。

演説しちゃった。
鼻毛出てなかったらいいんだけど。笑

今から走りに出て、午前中、
ぼちぼちと家に帰ります。

今日も良い一日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在21歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。