バーチャルではあるけれど

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以前も書いたけど、
4万ドルのカジノ強盗に精を出していた忍介。

4万ドルの強奪計画は立てなかった

2020.01.13

最近、盗難車両の販売に切り替えたらしい。

「ねえ、お父さん。これが僕のオフィス」

と中三男子が言うので、見せてもらった。

ソフト帽にサングラスと髭、
黒のベストを着て腕まくりした忍介社長。
自社オフィスを紹介してくれる。

落ち着いたウォルナット風の壁材。
広めに空間をとった高層ビルのオフィス。
受付にはちゃんとスタッフの女性までいて、
壁には「SPADE」の文字。

「これ、スペードっていうのが
忍介の会社の名前なの?」

聞くとそうだと言う。

「トランプから取ろうと思ったんだけど、
ジョーカーはカッコいいけどキザだし、
クイーンやキングはロックバンドだし…。
だからスペード」

忍介の社長室にはミニバーまであった。
なんともはや!

そして屋上に行く。そこにはヘリがある。
颯爽と乗り込む忍介社長。

何をするのか?

空からめぼしい車を漁りに行くのだ。

そして盗んだ車をヘリに吊り下げる。
追手を逃れて別の場所で高値で売却する。

「ねえ忍介、それって社長が
じきじきにする仕事なの?
人に任せられないの?」

「任せてもいいんだけどさ、
なかなか給料に見合う働きをする
スタッフが雇えないんだよ」

と若社長は嘆く。

「だから自分がやったほうがいいんだよ」

「社長、質問です。次なる御社の戦略は?」

「この車両取引の利益で
次はナイトクラブを経営しようと思って」

「安心して任せられるような優秀な
スタッフの目星はついてるんですか?」

「問題はそこだよね。また僕がやるかなー」

ゲームとはいえ、経営者はなかなか大変だ。
いや、本当に。

バーチャルではあるけれど、、、

意外と良い社会勉強になってるのかも。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。