1日も行かなくても卒業できるし、休む権利もある

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義務教育という言葉は、
本当によく誤解されていると思う。

  • 子どもには教育を受ける権利がある
  • 親には子に教育を受けさせる義務がある

 

これが憲法26条であって、そもそも
子どもには学校へ行く義務はない。

義務なんてないのだ。

そして小学校にしても中学校にしても、
1日も行かなくても卒業できる。

卒業できるのだ。

現にうちの息子は1日も
中学校には行かなかった。

卒業証書を受け取りにだけ、
最後に一度校門をくぐったけど、
それだって、珍しく本人が
希望したからそうしただけだ。

こういう単純な事実も、知らないと
苦しむ子どもも親も多いと思う。

その意味で、不登校新聞編集長の
石井さんのこの提案はとてもよいと思った。

──ほかに学校にはどのような「変化」を期待しますか。

石井 たとえば小中学校なら、始業式の挨拶で学校長が「1日も学校に来なくても卒業できます」とか、「あなたたちには学校に通う権利とともに、学校を休む権利がある」ということを子どもたちに伝えてほしいと思います。

「学校に来てほしい」学校側の気持ちもわかりますが、だからといって正しい情報提供をしないのは、「子どもたちが不登校で苦しんでも構わない」という対応と同じで許されるべきでないと思います。もちろん、学校だけで子どもを抱え込もうとすると大変ですから、民間のフリースクールや支援団体と連携して、お互いに足りない部分を補完しあいながら子どもを見守る社会に変わっていくと、不登校で孤立を感じる子どもが減っていくのではないかと思っています。

 

  • 学校は1日も行かなくても卒業できる
  • 学校に行く権利も、休む権利もある

 

始業式の挨拶で校長先生がそう伝える――。

それが本来、健全なことだと思う。
だって、本当にその通りなんだから。

学校に来てほしいという
学校側の気持ちもわかるし、
学校での教育を否定するわけじゃない。

でもまずは「正しい情報提供」をするのが
やっぱりスジじゃないだろうか?

1日も行かなくても卒業できるし、
休む権利もある。

このブログを学校の校長先生が
読むとはまず思えないけど、笑

次の始業式で、校長先生が
そう挨拶してくれたら嬉しいな。

その上で「選ばれる学校」を目指す。

そんな校長先生がいたらカッコいいな。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。