希望に溢れた輝ける施設

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ベネッセの教育情報サイトの
不登校新聞編集長・石井志昂さんの
記事を読んだ。

言われてみれば、であるのだけど、、、

昭和の時代、学校は「希望に溢れた輝ける施設」だった

というのは、
確かにその通りだよなあと思った。

最新の設備があり、給食も出る。
そしてなんと言っても
教育を受けるのは無償なのだ。

だいいち、学校へ行くと言えば
家の田植えや畑を手伝わせれないですむ。

「輝ける希望の施設」というのは、
特に僕らの親世代にとっては
本当にそうだったんだろうと思う。

そして
「学校は楽しく通って当然の場所!」
という認識が何十年も続いてきた。

当然のように僕らも学校へ通った。
そこに疑問の余地は無かった。

その僕ら世代が親になって、子どもが
学校に行きたくないと言い出したとき……。

僕らには「学校に行かない」という
選択肢自体が脳内プログラムにない。

だから混乱し、慌てふためいてしまう。

話は少し飛ぶのだけど、、、

自分の親や義理の両親に
子どもの不登校のことを話していない、
という人は少なくない。

言っても理解してもらえないからだ。
良くて説教されるのがオチだ。

ひとつ、
お祖父ちゃんお婆ちゃん世代に言いたい。

今の学校は、昭和の学校とは
ずいぶん違いますよ、と。

僕もそうだけど、にんげん
どうしても自分の経験でモノを見がちだ。
相手の状況をおもんぱかるのは
簡単じゃない。

でも、今は昭和とは違う。

18万人の子たちが学校を拒否している。
この点だけでも昭和とは全然違う。

そして学校に行くこと以外での
学び方の選択肢も増えている。

より「現場」に近いところで日々、
切実に悩んでいるのは子育て世代だ。

お孫さんの不登校にはどうか、
一方的に自説を押し付けるのではなく、
寄り添うような、温かい言葉を子育て世代に
かけてあげてほしい、と痛切に思う。

あ、なんだかすごい
謎の「上から目線」になっちゃった。笑

でも本当にそう思ってます。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。