縦書きが楽しい

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人生初の活字化体験

大学一年生の春休みにしたアルバイトは
小さな広告代理店でのテレアポだった。

そこで生まれて初めて
自分の書いた文章が活字になった。

何十件も電話して、やっと取れた契約。

小さな街の中華料理屋の店主に
僕が電話で話を聞いて、
原稿用紙にコリコリと鉛筆で書いた。

もちろん、それは記事に見せた広告だった。
掲載料は3万円くらいだったかな?

200字くらいの短い文章だったけど、それが
日刊スポーツに掲載された時は嬉しかった。

縦書き編集が楽しい

あれから30年。

今、個人的に編集デザインが楽しい。
特に、縦書きの魅力に取り憑かれている。

これまで仕事ではずっと横書きだった。
ワード、エクセル、パワーポイント。
いずれも横書きだ。

びーんずネットでインタビュー事例集と
ニュースレターを発行するようになって、
本格的に縦書きの世界に足を踏み入れた。

縦書きは、細かい点が意外とやっかいだ。

例えば数字。例えば引用符などの記号。
横書きでは実に簡単なことが
縦書きではいちいち、けっこう面倒くさい。

でも縦書きは、長い文章を読む場合には
圧倒的に読みやすい。
レイアウトの工夫も僕には新鮮だ。

昨日は人生48年間ずっと、誤解してきた
縦書きのとあるルールを知った。
あまりにも初歩的で恥ずかしいので
ここで披露はしないけど…。

今は複数、自分たちが発行するものと
請け負っているものと併せて日々、
縦書きの編集デザインをしている。
それが楽しい。

ちなみに

その広告代理店で僕の向かいに
座ってたのがうちの奥さんだった。
1日違いで先にそのバイトに入っていた。

彼女の書く文章は柔らかくて上手だった。
なので、アルバイトだったけど
早々にコピーライターに抜擢されていた。

僕の書く文章は固くて地味だった。
例の中華料理店の紹介を一軒だけ
書かせてもらったけど、それっきりで
僕はずっとテレアポのままだった。

いや、テレアポの成績もダメダメで、
最後は制作会社と新聞社と写植屋の間の
トラフィック――と言えば聞こえがいいけど
要するに「使い走り」をした。

広告の仕事は向いてない。
営業は全然、性に合わない。

そう思ったし、バイトもすぐ辞めた。

だけどその3年後、
新卒の僕が選んだのは広告会社で、
入社して配属されたのは花の営業部だった。

そして、うちの奥さんと結婚した。
人生、本当にいろいろで面白い。

さて――。

本格的に収拾がつかない!笑

でもまあ、このままでいいかな?

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。