子どもは勉強をしたがらないはずだ、という思い込み

子どもは勉強をしたがらないはずだ、という思い込み
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不登校日記|僕らの場合』は6年前、
忍介が不登校でひきこもっていた半年間、
僕が自分の両親に向かって書いた
18通のメールをまとめたものだ。

それをA5サイズの冊子にまとめて、
不登校インタビュー事例集を買った方への
プレゼントにしている。

今回改訂版を作るにあたり、
一通りざっと読み返した。

自分で言うのもナンだけど
意外に面白いこと書いてるなあ
と思ったのはこの部分だ。

授業も先生もテストもない学校、
デモクラティックスクールに
息子が通うにあたって書いた一節。

勉強については、本人が望むなら塾に通うという選択肢もあるし、彼の性格からして強制することはすべて逆効果なので、我慢と辛抱が必要ですが本人に任せてみようと思います。

ただこの点、子どもを信じる、と口で言うのは簡単ですが、本音を言えば辛いところです。要は、子どもは勉強をしたがらないはずだ、という僕ら大人の思い込みがあるからなんでしょうね。

僕自身、思い返せばあんまり勉強はしませんでした。
ただ自分で言うのもナンですが、本当にそうと決めたら言われなくても集中してやったし、本人の“やる気“という火種がないところにいくら風を送っても火はつかないしなあ、とも思います。

「子どもは勉強をしたがらないはずだ」
という思い込み。

しかし、、、なんでそう思ったんだろう?

やっぱり自分が勉強してて楽しかった記憶が
少なかったからだ。

あれから、5年半。

まあ、清々しいくらい
ほぼほぼ勉強というものに無縁な
14歳中三男子だ。

しかし、親の方に
我慢や辛抱の類は一切なくなった。

コレ、結構悪くない気分だったりする。

良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。