不思議な枕詞

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前にも書いたことがあるけれど。

子どもが不登校になる。

すると本当に不思議なことに
親の脳内には必ず枕詞がつく。

どんな枕詞か?

「学校に行っていない忍介」
「不登校の忍介」

という枕詞だ。

それまではただの忍介だった。

でも学校に行かないと、
途端に不思議とそういう枕詞がつく。

きょうだいがいて、学校に行ってる子が
別にいたりしたりすると尚更だ。

だから勉強もせずダラダラとゲームばかり
しているのを見るのが腹立たしい。
昼間ずっと寝てるのが芯から苛立たしい。

「学校行ってないくせに」

という思いが根本にあるからだ。
義務を果たしてないのに、みたいな。

その気持ち、よくわかる。
思い返せば僕もそういう部分はあった。

でもよーく胸に手を当てて考えてみれば、
それって単なる親の勝手なエゴなんだよね。

自分はちゃんとしてるのに、
子どもはちゃんとしていない。

そんなふうに、どこか相手を
非難するような眼差しが根底にある。

だったら「対抗措置」じゃないけれど。

自分もちゃんとするの、やめてみたら?

「ちゃんとした親」

という枕詞を自分から外すのだ。

親としての義務だとかなんだとか。

そんなの思い切ってぜんぶ外してみる。

食事と寝床は提供します。
あとはご自由にどうぞ。

ちゃんとした親ではなく、
バックパッカー向けのゲストハウスの
オーナーになったくらいの気持ちで。

いい感じに放置して楽しんでみる。

相手に変化が出てくるまで一切引かない、
根比べの果てしないチキンレースだ。

いざ、勝負!

なんていうくらいの余裕を持てれば、
また少し違ってくると思うのだけど、、、

そう言われてスッとそれができる人は
決して多くないのもよくわかる。

なのでね、まずは日々情報を取って
気持ちが通じる人とつながる。

愚痴も弱音もどんどん吐く。
気晴らしもしっかりする。

それが大事。

なんせ不登校は長期戦なんでね。

だから今、あなたがこのページに辿り着いて
読んでいることは素晴らしいと思います。

大丈夫マイフレンド。

今日も良い1日を。

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不登校を経て大人になった人は今、
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あなたはその例を
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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。