本を作る仕事

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気がつけば「本を作る仕事」をしている。

ときに我が家の17歳は最近、
めっきり読書にご執心だ。

「お父さんたちが作ってる本はどうなの?」

昨日も話している中でふと、そう聞かれた。

確か書籍における著者の立ち位置だとか、
主観と客観の比重の話だったと思う。

僕らの不登校インタビュー事例集は
完全無欠に客観オンリーの本だ。

でも一方で。

そもそも誰にどんな話を聞くか?

それをチョイスして決める、
そこには僕らの主観ももちろん入る。

そんなこんなを彼に向かって
説明しながら改めて思った。

「ああ、これは僕らの仕事なんだよな」と。

”お父さんたちが作ってる本”なのだ。

ただただ夢中で作ってきた。
原動力はひとつだけ。
不登校に悩んでた過去の自分に向けて、
当時欲しかったものを届けたい、
その思いだ。

何が言いたいか?

「不思議な気分だ」ということだ。

確かに昔から本が好きだった。
特に10代のころは浴びるほど読んだ。
でも本を作ろうと思ったことはなかった。

いろいろあって、流れ流されて、
会社員を辞めて、今ここにいる。

来年に向けて、新しい本の発行にも
今、ひそかに格闘を始めている。

そして嫌いじゃないんだな、
この膨大なテキストの大海原との格闘が。

自分でも意外なくらい根気が湧く。
オレ、割と向いてるかも知れない。

哲学少年は、さっぱり興味がなさそうで、
実は目の端で見てたりもする。

恥じない仕事しないとね。

新しい本がどんな内容かはまた、
もう少し固まってからお知らせします。
お楽しみに。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。