正直、面倒臭い。
「でもやる!」
寝室のエアコンの水滴音が気になっていた。
調べてみるとどうやらドレンホースに
逆流防止弁をつけてもらう必要がある。
ダイキンのHPから修理依頼をかけて
昨日の午後来て直してもらった。
ささいなことだ。
でもやってしまえば実に気分がいい。
そして億劫がらずに俺は手配して
こうして苛立たしい水滴音を消したゾ。
はい、小さな勝利がひとつ。
正直、けっこう大変だ。
「でもやる!」
新しいニュースレターの編集作業。
加えて新刊の大詰めの修正作業。
とにかく集中力と根気が必要な、
地味で長く曲がりくねった道のりだ。
でもほぼやり切った。
一人、お盆明けの月曜日。
静かな、でも脳みそは熱い
激闘の一日だった。
ああ、やり切ったTo Doリストが誇らしい。
はい、小さな勝利がもうひとつ。
って誰にも褒めてもらえないけれども。笑
何が言いたいか?
ひとりでコツコツ、黙々&淡々と
自分でスケジュール管理しながら
地道に物事を進めていくのが、
実は割と得意なんだよね、俺っち。
小さな勝利を喜べる体質、というか。
フリーランスが向いてると思う。
そしてやっぱり会社員は向いてなかった。
でも完全にメタモルフォーゼしてた。
会社員に。20年間も。
できちゃってた。
会社員に擬態することが。
だから八年前までは、夫婦で本を作って
売るなんて1ミリも思ってなかった。
組織に属さずに生きていくなんて、
1ミリも思ってなかった。
「そんなの絶対無理」と思ってた。
でも今、実際にそうしている。
不思議な気分だ。
「そんなの絶対無理」で言うならば。
13年前のあの秋もそうだった。
子どもが不登校になったとき
親はあれこれと思い悩む。
「育て方が悪かったのか」
「将来この子はどうなってしまうのか」
「どうして、うちの子だけが」
そんな思いがずーんとのしかかる。
のしかかりますよね? ずーんと。
そして・現実は・厳しい。
事態は一向に改善の兆しが見えない。
「学校は行くのがあたり前」
やっぱりずっとそう信じてきた。
なんのかんの、学歴パスポートなしに
この無情なコンクリートジャングルを
サバイブしていくことは厳しい、と。
まったく学校に行かずに大人になって
生きていけるなんて1ミリも思ってなかった。
「そんなの絶対無理」と思ってた。
でも違うんだよね。
違うんだよ。
意外に大丈夫だったりするんだよ。
これを書きながらエアコンを切って今、
窓を開け放っている。
「ミーンミンミンミーン」
セミたちが元気だ。まさに日本の夏だ。
そしてもうすぐ二学期になる。
どうか、無理に登校なんて
絶対にさせようとしないでください。
たかが学校。
されど学校。
子どもの命にかかわる問題なのでね。
子どもを動かそうとしない。
子どもを変えようとしない。
動くべきなのは我々親のほう。
変わるべきは我々親のほうだ。
そして「えいっ」と思い切って勇気出して
古い価値観を乗り越えたその先には――。
もっと風通しのいい、びっくりするくらい
自由でしなやかな景色が待ってる。
空は青く高い。鳥たちはさえずってる。
みんなでそっちを目指しませんか?
今日も良い一日を。
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