「いや、痛々しくて見てられないな」
我が家の18歳がテレビ画面を見ながら言う。
昨日はJ3リーグ第34節、
ギラヴァンツ北九州対松本山雅FC戦を
DAZNで観た。
後半5分にオウンゴールで失点が決まると、
18歳は耐えられなくなったのか、
先のつぶやきを残して自室に戻って行った。
J3リーグ最下位に沈む北九州。
またしても、またしても、
またしても一点が遠かった。
5戦連続無得点の6連敗を喫し、
JFL降格圏内の年間順位が確定した。
昨日の一戦を観て思ったこと――。
18歳は心優しいな。
「痛々しくて見てられない」
その共感力が僕は好きだ。
本当にやさしい良い子だ。
確かに毎試合一点も取れずに6連敗、
その結果を正気で受け止めるのは難しい。
特に応援する温度が高ければ高いほど、
受け止める難易度はグンと上がる。
例えば今の僕がそうだ。
毎試合、最後の15分くらいは
半分ブチギレながら観る羽目になる。
それでも。
やっぱり「応援する」って
そういうことなんだよね。
賞罰でモノを言わない。
勝っても負けてもずっと味方。
そう、ずっと味方。
それが真の応援団だよね。
「負けたら応援しない」は違うよね。
学校行かない。
家にずっとひきこもっている。
「そんな子はうちの子じゃない」
それは親として違うよね。
生まれてきたあの日、手放しで喜んだ。
そのとき何か条件があっただろうか?
「慶應に入らなきゃうちの子じゃない」
そんな条件つける人は、多分ごくごく稀だ。
(そうですよね?)
「生まれてきてくれてありがとう」
「あなたのことが大好き」
始めはみんな、そうだったはず。
その初心をね、思い出しましょうよと。
I’m always on your side.
そんなこんなを、
ギラヴァンツ6連敗を見ながら思った。
あ、あとしつこいけどコレね↓
「俺っちが応援するから負ける説」
これはもう意地でも認めない。却下。
ギラヴァンツが勝つまでずっと見てやる。
さあ顔を上げて北九州、次節がんばろう。
今日も良い1日を。
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