勇気のもうひとつの側面

♪そうだ おそれないで
みんなのために
愛と勇気だけが ともだちさ♪

というお馴染みアンパンマンの歌。

友達が愛と勇気だけって、
アンパンマン、ぼっち過ぎじゃね?

なんて茶化す声もあるけど、
そのことはさておき。

勇気というものについて、
ちょっとハッとさせられる一節があった。

そして、変わるのにはふつう、勇気が要ります。
辞書で「勇気」の意味を探すと、二つのまったく異なった定義が載っています。第一は、危険に直面したときの勇敢さです。第二は、あらゆる状況のなかで、正しいことをするということです。人生にはときには勇敢さが必要ですが、ほとんどいつも要求されるのは、正しい行動の方です。
『ゴードン博士の人間関係を良くする本』トマス・ゴードン著 近藤千恵訳

あらゆる状況の中で、
正しいことをするのが勇気だ、と。

あなたはどうですか?
そんな風に考えていましたか?

僕はそんな風に勇気の定義を思ったことは、
これまでなかった。
勇気というものは、危険に直面したときの
勇敢さのことだと思っていた。

でも言われてみれば、どんな状況でも
自分が正しいと思うことを言い、振る舞う。
確かにそれも勇気がいることだ。
なんだかすごく深く響く考え方だった。

周りに流されず、自分を貫いて行動する。

うん、そういう意味でも
僕には勇気が足りないことが多い。

周りの空気や他人の顔色を
読み過ぎてしまうし、
言うべき時にしっかり意見を言わない。

爪だって噛んでしまうし、
ワインだって飲みすぎる。
息子とポーランド戦のボール回しのことで
大人気もなく喧嘩する。

日々、正しいことをしてなさ過ぎだ。

でもね、最近の僕にはダメダメでも効く、
とっておきの呪文もある。

それが何か、知りたいですか?

しょうもない、と怒らないでくださいね。

勇気がなくたっていいじゃないか。
にんげんだもの。

にんげんだもの

2018.11.13
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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。