不登校でも大丈夫

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早起きした日は読書の日!

ということで読んだ。

小学三年生で不登校になり、
以降7年間、学校へ行かずに
大人になった末富晶さんによる
学校に行かない生き方の体験記だ。

「不登校児だった過去は、
幸福な人生につながる必要な時間だった」

と振り返る末富さんの、
あたたかな人柄がにじむ文章が良かった。

中でも。

不登校だったときに大人に言われて
嫌だったこと、逆に嬉しかったこと、を
よく講演会などで聞かれるとのことだけど、
末富さんのその回答が良かった。

あの頃の自分に返ったつもりになって私なら……という気持ちをお話するのですが、その答えは決まって、お母さんでもお父さんでもおじいちゃんおばあちゃんでも先生でも他の誰に対しても「まずはその方自身が、幸せでいて欲しい」と、そう思えるという言葉になるのです。
その他に、それ以上に、して欲しいことは、ない。
子どもが学校に行っていないことで、思い悩んで欲しくない。
あの頃の自分に問いかけると、本当の気持ちとしてはそんな答えが返ってきます。
(中略)
どんな声掛けをすればいいかと悩むより先に、まずは何はなくともその方自身の心から重荷を外してほしい。学校に行っていない子の近くで、幸せであって欲しい。そう思います。

「まず親が幸せになる」

これはびーんずネットの
スローガンにしている言葉だけど、
ここでもその言葉に会えて嬉しかった。

自分のせいで、両親に辛い思いをさせている。
そんなことを望む子どもは、きっといません。

これも、言われてみればではあるけれど、
本当にその通りだよね。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。