会社員というものを辞めて、
つくづく思うのは。
月曜から金曜まで、
通勤・残業含めて毎日約12時間。
自分の時間を切り売りしてたなあ、
ということだ。
明日の朝は大雪になる。
強い台風が上陸する。
そういうニュースに接すると、
「いつもより1時間早く家を出なくちゃな」
と思ったし、実際そうした。
入場規制で駅に入れなかったときは、
3時間かけて歩いて職場に向かった。
そういうものだ、と思っていた。
何があっても、行ける限りは
会社には行くものだ、と。
決してそんなに昔のことじゃない。
ただ、ステイホームを経た今にして思えば、
頭がおかしかった気がする。笑
7月1日号の不登校新聞の
教育学者・内田良さんに聞く、の記事。
最後の部分が心に沁みた。
社会でも学校でも、これまではそこに来ていれば評価され、来てないやつはダメというレッテルを貼られていました。でも、けっしてそうじゃない。大事なのはひとつのことを真剣に考え続けることであって、オンラインがそれを浮き彫りにしてくれたことを、僕は今、身をもって感じているところです。
これまではその場所に
「来ているかどうか」が全てだった。
でもそうじゃなくなりつつある。
オンライン万歳、と言いたいわけじゃない。
ただ「選択肢」が増えるのは、
やっぱり良いことだと思う。
大雪で駅に入れなかった、あの日。
3時間、傘をさしてテクテク職場に向かって
一心に歩いていた自分に教えてあげたい。
「おーい!あと3年も経ったら、ソレ、
頭がおかしいと思うようになるぞ」と。
今日も良い1日を。
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