そういう視点で解説されると、ぐぐっと話が入ってきた

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昨日はフリースペースたまりば理事長、
西野博之さんの講演を聞いた。

西野さんのお話を聞くのは、
たぶんもう5回目くらいだ。

内容が大きく変わっているわけじゃない。

でも聞くたびに、以前とは違ったところで
「ああ、確かに」とか、
「そういうことだよね」とか、
毎回気づきが深くなる。

とても良い時間だった。

西野さんは全国で講演なさっているので、
ぜひ機会があれば聞いてほしい。

一番いじめ件数が多い学年は?

昨日の会でも西野さんが会場の人たちに
挙手でたずねたのだけど、
知らない方も多かったトピックだったので、
一応ここでも紹介したい。

クイズです。

小中学校9年間の義務教育期間。

一番いじめの件数が多いのは、
小1から中3まで、どの学年でしょうか?

想像してみてください。

中学校に上がるタイミング、つまり中1?

ってそう思いますよね。
違います。

今の子はませてるから、小学4年生くらい?

ってそう思いますよね。
違います。

正解は、、、

小学2年生。
ちなみに2位は小学1年生だ。

一番いじめ件数が多いのが小2で、
その次が小学1年生。
つまり小学校に入った途端にもう、
いじめが横行しているのだ。

安全な場所じゃない

たとえ自分がいじめられなくとも――。

同級生がいじめられるのを見聞きする。

それってやっぱり相当なストレスだ。
そしてそのまま9年間、
通わなければならない。

いかに学校という場が
子どもたちにとって安全な場所でないか。

僕は知識として小2がいじめピークと
知ってはいたけど、
改めてそういう視点で解説されると、
ぐぐっと話が入ってきた。

今の学校にはツッパリやヤンキーはいない。

生徒たちは窓ガラスを割ったり
先生に突っかかったりしない。

一見、みんなおとなしい良い子達に見える。

でも、今の学校は昔のそれとは確実に違う。
それは、僕ら一人一人、しっかりと
認識したほうがいいよなあと。

「たかが学校、されど学校」
「不登校はいのちの問題」

そんな西野さんの言葉も
毎度ながら本当に胸に響いた。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。