哲学者・内田樹さんと
医者・岩田健太郎さんの
対談の抜粋記事を読んだ。
短いけどすごくよかったので、
お時間ある方はぜひ全文を。
子どもたちは天使じゃないし、
暴力性や攻撃性が潜んでいる。
本気でいじめをなくそうと思うなら、
まずはそこを認める必要がある――。
なかなかね、
ここを言う人って少ないと思う。
攻撃性をどう小出しにリリースさせるか?
暴力を振るっていい言い訳を与えないか?
そして「だからこそなんだよね」
と思いながら内田さんのこの一節を読んだ。
教師の第一の仕事は子どもたちに向かって、「君たちはここにいる限り安全だ」と保証することです。「ここは君たちのための場所だ。だから、君たちはここにいる権利がある。君たちがここにいることを私は歓待する」と子どもに向けて誓言すること。子どもたちに安全を保証し、承認を与え、歓待し、祝福する。それができる人なら、教え方がどんなに下手だって、僕は構わないと思うんです。
安全を保障し、承認を与え、
歓待し、祝福する。
この一節を読んで思った。
これ、学校に限らないよね、と。
我々すべてに言えることだよね、と。
残念ながら世の中、厳然と
暴力や攻撃は存在するし、それは
僕らが宿命的に内包しているものでもある。
だからこそ、安全が保障され、
承認され、歓待され、祝福される。
そんな場所が僕らには必要だ。
そう思った。
観念的ではあるけれど。
心に留めておきたくて、
こうして書き留める次第。
今日も良い1日を。
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