承認を与え、歓待し、祝福する

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哲学者・内田樹さんと
医者・岩田健太郎さんの
対談の抜粋記事を読んだ。

短いけどすごくよかったので、
お時間ある方はぜひ全文を。

子どもたちは天使じゃないし、
暴力性や攻撃性が潜んでいる。

本気でいじめをなくそうと思うなら、
まずはそこを認める必要がある――。

なかなかね、
ここを言う人って少ないと思う。

攻撃性をどう小出しにリリースさせるか?
暴力を振るっていい言い訳を与えないか?

そして「だからこそなんだよね」
と思いながら内田さんのこの一節を読んだ。

教師の第一の仕事は子どもたちに向かって、「君たちはここにいる限り安全だ」と保証することです。「ここは君たちのための場所だ。だから、君たちはここにいる権利がある。君たちがここにいることを私は歓待する」と子どもに向けて誓言すること。子どもたちに安全を保証し、承認を与え、歓待し、祝福する。それができる人なら、教え方がどんなに下手だって、僕は構わないと思うんです。

安全を保障し、承認を与え、
歓待し、祝福する。

この一節を読んで思った。

これ、学校に限らないよね、と。
我々すべてに言えることだよね、と。

残念ながら世の中、厳然と
暴力や攻撃は存在するし、それは
僕らが宿命的に内包しているものでもある。

だからこそ、安全が保障され、
承認され、歓待され、祝福される。
そんな場所が僕らには必要だ。
そう思った。

観念的ではあるけれど。

心に留めておきたくて、
こうして書き留める次第。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子は小学三年生の時に不登校になり、小・中学校には通うことなく卒業しました(現在19歳・大学生)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。