親はどうすればいいか

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「不登校になれてよかった!」

と思う人はまあ、まずいないと思う。

そうですよね?

なのでこの書き出しは
なかなかに衝撃的だと思う。

以前もこのブログで紹介した、登進研代表
荒井裕司先生編著の『不登校の歩き方』。

「不登校になることができる」という視点

2023.04.22

そのプロローグ部分が東洋経済オンラインで
全文紹介されている。

この本、本当におすすめデス。

気になっているけどまだ読んでない、
という方はぜひこの記事読んでみてください。

今朝改めて読み返してみてひとつ思った。

学校に行けない「原因」を深掘りしない。

これ、実は親にとっては一番難しいよね。

っていうか絶対に原因探しをしてしまう。

僕も息子が不登校になったとき
まず最初にしたことは原因探しだった。

→ 原因があるから学校に行けない。
→ 問題を解決すれば行けるようになる。

という思考だ。

「ビジネス脳」であればあるほど、
そうなると思う。

でも今にして思う。

そうじゃないんだよね、と。

たとえばなぜ子どもは
いじめのことを親に言わないのか?

という問題。

これも記事を読めば、本当に納得できる。

なぜなのかは実際にお読みいただくとして。

「ここだよなあ」とつくづく思った。

そんなとき親はどうすればいいか。原因を過去にさかのぼって取り除くことはできないわけですから、子どもの心に突き刺さったトゲの痛みを理解しようとすること、そのつらさに寄り添うことが大切です。

「ああ、そうだったの。つらい思いをしたのね」となだめてくれ、「大丈夫、人生にはいろいろあるからね」とゆったり受けとめてくれるような相手であれば、きっと子どもはきっかけを打ち明けてくれるでしょう。

そうだったの。つらかったね。
大丈夫、人生にはいろいろあるから――。

→ 痛みを理解しようとすること。
→ つらさに寄り添おうとすること。

胸に・深く・銘記!!!

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。