失敗を安全に経験させるためのもの

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僕はテレビを見ない。色々と世事にも疎い。

たぶん多くの人にとって
「いまさら?」なのかも知れないけど、
下町ロケットのモデルとなった
植松努さんのTED動画を見た。

もしまだ見たことのないという方はぜひ。
すごくいい20分間だった。

どーせムリ。

その言葉がいかに人々の未来や可能性を奪い
傷つけているか。

「どーせムリ」の代わりに
「だったらこうしてみたら」
と言い合うことで夢は叶う。

スピーチ全体を通して繰り返し語られる
そのメッセージに心を動かされた。

本当に全部良かったのだけど、
中でも今日は「教育」について
植松さんが言及した部分を紹介したい。

教育というものは、死に至らない失敗を安全に経験させるためのものだったんです。
でもそれがすっかりおかしくなってしまったんです。
なぜかというと、失敗をマイナスだと思っている大人がたくさんいたからなんです。

「教育とは失敗を安全に
経験させるためのもの」

「失敗をマイナスだと思っている
大人がたくさんいること」

これは、本当にその通りだなあ、
と金子純一、47歳にしてしみじみ思う。

条件反射のように「正解」を探すクセや、
「失敗」を極度に恐れることは、
僕自身もそうだし、この社会全体の
もはや病いになっている気がする。

そして、その根本にはやはり、
学校や教育というものが
どうしても絡むんだと思う。

最後にもうひとつ、
じゅわーっと沁みた植松さんの言葉。

生まれた時から諦め方を知ってる人間なんて、この世に一人もいないんです。
みなさんは全員、諦め方を知らないで、輝いて生まれてきたんです。

諦め方を知らず、輝いて生まれてきた。
そう。僕も、あなたも、あの子らも!

いつも、でなくて「時々」でもいい。
そのことを思い起こしてみましょう。笑

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。