学校に行かなかった中学生が漫画家になるまで

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あー、素晴らしかった。
本当に良かった。
読み始めたらもう、止まらなかった。

今朝、さっきまで読んでいた本だ。

正直、不登校と起立性調節障害への
興味から買った本だった。

でもね、そんな小さなテーマ
(と言っては悪いのだけどあえて言う)
なんかじゃない、もっと大きな話だった。

にんげんの心の話だった。
深く揺さぶられる1冊だった。

もちろん、子どもが起立性調節障害、
という方には絶対におすすめしたい。
でもそうじゃない人にも
ぜひぜひ読んでもらいたい。

特に「うつ」に関する部分が、
個人的にはものすごく突き刺さった。

自傷行為をする子たちって
生きるためにやってたんだなぁ

痛みで頭をスッキリさせようと
カッターで手首を切りながら
主人公が涙を流すこのシーン。

直後に「理性」が強烈に頰を
キックしてくるコマとか。

もうね、素晴らしいとしかいいようがない。

起立性調節障害も辛かったけど
うつはもっと……
うつは……

うつは死ぬ病気だ

そのことを本当に、本当に、
骨身にしみて実感した。

なんかこんなふうに書くと
とっても暗い話のように
読めてしまうかもしれないけど、、、

不思議とね、すごくさわやかな、
元気が出て勇気が湧く読後感なんですよ。

渦中の繊細な心の動きを文字通り
「追体験」させてもらえた1冊だった。
息もつかせぬ、素晴らしい表現だった。

よろしければぜひ。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。