歳をとるとなぜ時計の針が早く進むのか?

歳をとるとなぜ時計の針が早く進むのか?

早いもので、2018年も残り3ヶ月。

学校に行ってた頃は、あれだけ時計の針が
進むのが遅かったのに(特に数学や化学)、

今やまるで当時の1時間が
1日になってしまったくらいの勢いで、
毎日が過ぎて行く気がする。

そんなことはないですか?

ジャネーの法則に納得

まあ歳をとるというのは
そういうもんだろう、
くらいにしか思っていなかったんだけど、

納得の説明を知った。

「ジャネーの法則」

主観的に記憶される年月の長さは
年長者にはより短く、
年少者にはより長く評価される。

どういうことかというと、
こういうことだ。

50歳の人間にとっての一年は
50分の1。

一方で5歳の人間にとっての一年は
5分の1。

だからこの例で言えば
体感で10倍の差があることになる。

言われてみれば
なんてことはないことだけど、
本当にその通りだと思いませんか?

悩んでいる時間も

それを知って思ったのが、
悩みについてのことだ。

40年以上も生きていると
悩みの種類も経験もまあ、
浅い深いはあるにせよ、それなりにある。

良い意味で言えば、スレている。

なんとかなるだろう、と
脇に追いやることも、
先送りにすることも、
なかったことにすることもできる。

でも、まだ10何年しか生きていない
子どもたちはどうだろうか?

1日の長さだって、
僕らの4倍近く長く感じている。
悩みの経験値も多分、
僕らの4分の1以下だ。

なんとかなるだろう、と
脇に追いやることも、
先送りにすることも、
なかったことにすることも、

たぶん僕らに比べれば簡単じゃないだろう。

思いを致す

僕らから見れば大丈夫なことも、
きっと彼らには4倍心配で、
悩んでいる時間の長さも体感4倍なんだ

と、思いを致すことが
あっていいかもしれない。
4倍辛いかもしれないんだ、と。

飛ぶように過ぎていく月日を前にふと、
そんなことを思った。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。