学校に行くのに理由はいらない。でも……

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ハッとする思いがした。

この記事の中の、
ミウラタケヒロくんの言葉だ。

小学6年生は1年休み、
中1の2学期から学校へ行かなくなった。

毎日行くのが当たり前なのに、
自分だけが行けない。

行くか行かないかで、ずっと迷い、
焦っていたミウラくん。

自分を責めていた。

ただ中学2年になって、迷いが消えた。
行かないと決めて、
学校ではできないことをしよう、
と切り替えた。

会いたい人に会おう、と分身ロボットを
開発している吉藤健太朗さんや
『五体不満足』の乙武洋匡さんに
会いに行くようになった。

お母さんと一般社団法人を立ち上げて、

「助け合いが自然にある社会への導線をデザインする」

を掲げて活動を始めた。

僕がハッとなったのはこの言葉だった。

「学校に行くことには理由はいらないのに、学校に行かないことには理由が必要。でも、子どももそれぞれ違う個性を持っています。学校に通える人は通えばいいけれど、通わない選択肢もあってよいのではないのではないでしょうか。これからは、子どもの頃から自分の意思で自由に選択できる社会システムができたらいいなと思っています。年齢に関係なく、人が幸せに生きていける社会を目指したいと思っています」

学校に行くのに理由はいらない。
でも行かないことには理由が必要。

現状は、確かにそうだ。

行くことに理由はいらないのに、
行かない、となると途端に
「理由」が必要になる。

でもよく考えてみれば、
それってやっぱり変な話だ。

通える人は通えばいい。
通わない選択があっていい。

何よりも――。

子どもの頃から自分の意思で自由に選ぶ。
そういう社会を目指したい。

本当にそうだと思うし、実際に
法人を立ち上げて活動を始めたのは
素晴らしいことだと思う。

自分の意思で、自由に選ぶ。

どうしても子どもにとっては
「学校が世界のすべて」
に映りがちだ。

そうじゃない景色も、生き方も
もっと見えるように。

していきたいものですよね。

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。