涙より笑顔を

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この時期、「卒業式」がたけなわだ。

実はかくいうアタクシ、
「卒業式」というものに殆ど縁がない。

中高一貫校だったので
中学校は多分、卒業式はなかった。

高校はあったのかも知れないけど、当時は
受験戦争の方が断然ウエイトが高かった。

式自体あったのかな?
とにかく出た記憶がない。

大学は出た。
スーツ着てサークルの仲間と楽しく祝った。

でもぜんぜん厳粛な式じゃない。

そしてご存知、我が家の元自宅警備員は、
そもそも清々しいくらい学校に縁がない。

そういう意味で、人並みに経験したのは
自分の小学校の卒業式だけだ。

ただ申し訳ないのだけど、
嫌な記憶しか残っていない。

なぜか?

何度も厳しく予行練習させられる、
それが本当に不毛だと思ったからだ。

そんなこんなを読んで思い出した。

おまけに僕は私立に行くことが決まってた。
他の子たちはみんな同じ公立の中学に行く。

なのに、だ。

なのに式になると級友たちはぴーぴー泣く。

おかしいじゃん?
来月また同じ学校で会うんだぜ?

今生の別れじゃあるまいし。
感動ぶって、まったく馬鹿みたいだ。
っていうかみんな、
もっと俺との別れを惜しめよ。

と、シラけ切った思いでいた。

違和感大きかったな。
なんだろう、コレ?って。

なのでね。

感動で泣きたいお母さん方の気持ちに
水を差すようで申し訳ないのですが――。

やっぱり僕はこの校長先生の
最後の一言に大いに賛成。

私は、子どもたちに大切にしてほしい思い出は卒業式より「日常」です。「みんなでレクリエーションして面白かった」「みんなが提案して実施できたあの行事が楽しかった」「あの授業が好きだった」「みんなで笑ったことが忘れられない」と、これまでの学校生活を振り返ってほしい。

これからの卒業式には「涙」ではなく「笑顔」が似合う、そんな卒業式にしてほしいと思っています。

コロナ禍の3年間は、卒業生からの希望で卒業式終了後に再入場してフランクな形で合唱をしました。保護者も立って笑顔で聞いています。子どもたちは、自分たちで決めたことには一生懸命やります。こうやって子ども主体の、明るく楽しい卒業式に変わっていってほしいと思います。

涙ではなく笑顔で。

そして子どもたちが自分で決める形で!

子どもたち主体の、明るく楽しい、
そんな卒業式が増えるといいな。

心からそう思ってマス。

今こそ別れめ〜 いざサラバ〜♪

ってね、
旧態依然の涙の卒業式は送り出しましょ。笑

今日も良い1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。