「それ分かる」と言うのがいいことじゃない場合もある

「それ分かる」と言うことが

アメリカの臨床心理学者
トマス・ゴードンが開発した、
親のための効果的な
コミュニケーションの
トレーニング・プログラム、
親業(Parent Effectiveness Training)。

全8回の親業訓練一般講座を
受講しているんだけど、
これがとても良いので紹介・その2です。

能動的な聞き方を体験する

相手が問題を持っている時。

親業ではActive listening、
つまり”能動的に聞く”。

・繰り返す
・言い換える
・相手の気持ちを汲む

相手の言葉をそうして返していく。

講座の中で、受講生同士で
ロールプレイをしていくんだけど、

これが、まあ!

やってみると難しい。

例えば。

「子どもが学校に行きたくない
って言うんです」

と相手に言われたら、
あなたなら何と答えますか?

「わかります。うちもそうなんです、
うちの場合は…」

なんて、ついつい
言いたくなったりしませんか?

でも、その聞き方は
”能動的な聞き方”じゃない。

「そうですか。お子さん、
学校に行きたくないって言うんですね」

これが能動的な聞き方だ。

能動的な聞き方の何がいいのか?

書き出してみる。

・相手の本音を引き出しやすくなる

・相手が自分で問題を解決することを助ける

・聞く側が話に巻き込まれない

親業の「模範解答」的には
もっと色々あるのだけど、

僕が講座のディスカッションで感じたのは
この3つだ。

「子どもが学校に行きたくない
って言うんです」

「わかります。うちもそうなんです、
うちの場合は…」

こう返すと、”返した自分の話”になってしまう。

相手が本当に話したかったことが
途切れてしまい、
本音が出にくくなってしまう。

「そうですか。お子さん、
学校に行きたくないって言うんですね」

そのまま受け止める。

そうすると、

「できれば行って欲しいと思うんですが、
あんまり辛そうにしてるので、私も辛くて」

というように、
相手の次の言葉や気持ちが出てきやすくなる。

つまり、変に同意するよりも、
まず相手の話をそのまま受け止めるほうが、
結果的に本音の気持ちが
聞きやすくなるということ。

これを、
ロールプレイを繰り返す中で実感した。

ついつい「それ分かる」と言いたくなる

とはいえ、これって結構難しい。

本当にロールプレイは大事だなあ
と思うのだけど、聞いていると

「あ、それ分かります。同じくです」

なんて言葉が、ふつふつと
あぶくのように浮かんでくる。

でも、そういう風に同意するのが
いいことじゃない場合もあるのだ。

ロールプレイでもこれだけ難しいから、

いざ自分の目の前に
問題を抱えている我が子がいて、
さめざめと泣きながら
何か切々と訴えてきたりなんかした日には、

能動的になんか聞けないと思う。
そんな変な自信だけはある。笑

なので、日々心がけて
身につけていくしかないなあ、と。
思っている次第です。

親業レポート、続きます(たぶん)。

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在通信制高校1年生・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』を出版しています。