学校であれ、会社であれ、どんな場所であれ

私の記憶が確かならば、、、

つやつやボイスで高らかにこう宣言するのは、
懐かしの「料理の鉄人」の鹿賀丈史だけど、

昭和生まれの僕の記憶が確かならば、
昭和50年代に小学生だった僕たちが

子ども同士言い合った言葉で、
今や死語になっているものと言えば
こんなものがあったと思う。

「お前の母ちゃんでーべそ」
「君たちは完全に包囲されている。
今すぐ出て来なさい」
「♪言ってやろ言ってやろ。
先生に言ってやろ♪」
「嘘じゃないんだな?
じゃあ、お前それに命かけるか?」

え?
そんなこと言ってなかったぞ、って?

すみません、僕の記憶では
こんなことを言い合ってたんです。笑

さて、昨日から何故か突然始まった
昭和生まれが言葉の違和感を語るシリーズ。

「アリかナシか」は出来るだけナシで行きたい

2018.12.27

今日は「命をかける」についてだ。

今月8日にセミナー
「本当の不登校の話をしよう」を開催した。

学校に行かないのはいけないことですか?

この問いからスタートした。

学校に行かないのはいけないことか?
人によっては刺激的に響くかも知れない。

でも結論から言えば、学校は
行きたくなければ行かなくていい。

親も、先生も、学校も、社会も
もっとそのことを理解して、共感して
発信する世の中にしたい。

安心して堂々と不登校になれる。
そしてもっと手軽に、安全に
多様な学びを選べる世の中がいい。

誤解してほしくないのだけど、
学校を否定しているわけではない。

公教育一択ではなくて、
フリースクールやデモクラティックスクール、
ホームエデュケーションなどといった
選択肢を豊かにしましょう、という話だ。

なかなかすぐには
頭が切り替わらない人も多いと思う。

かくいう僕も、かつてそうだった。
だからなかなかすぐに切り替わらない、
その気持ちもよくわかる。

でも少なくともひとつ、
昭和の小学生の死語じゃないけど
これだけはハッキリさせておきたい。

学校は「命をかけて」まで
行くべきところじゃない。

そもそもどこかに命懸けで
行く必要がある社会は、おかしいと思う。

それが学校であれ、会社であれ、
どんな場所であれ。

そうは思いませんか?

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ。 息子の忍介は書字の学習障害と軽度の発達障害があり、小学三年生の時に不登校になりました(現在19歳・忍者好き)。 不登校や親子関係の悩みについて、セミナーや講座をお届けする「びーんずネット」の事務局を担当しています。趣味はマラソン。不登校をテーマにしたインタビュー事例集『雲の向こうはいつも青空』や各種書籍の出版をしています。